「君をのせて」の魅力とは?
父さんが残した 熱い想い
母さんがくれた あのまなざし
地球はまわる 君をかくして
輝く瞳 きらめく灯
地球はまわる 君をのせて
いつかきっと出会う ぼくらをのせて
出典: 君をのせて/作詞:宮崎駿 作曲:久石譲
バルスの後は「君をのせて」が感動の涙と共に流れる!
バルスを唱えた後、すべてが崩壊してムスカ大佐が滅び、ハッピーエンドになりながらエンディングで【天空の城ラピュタ】の主題歌「君をのせて」が流れてきます。
それを聴くと「ああ、よかった。」という安堵感と感動の涙が一緒に込み上げてきたのではないでしょうか。
「君をのせて」のメロディーや歌詞もうまくマッチしているので、何故か懐かしさと両親のいない孤独な主人公2人との歌詞がシンクロして涙を誘います。
両親ってこんな暖かいものなんだということが伝わってきます。
「君をのせて」私たちは、誰一人としてかけてはならない地球の乗組員なんです。
【天空の城ラピュタ】って?
国民的なジブリ映画【天空の城ラピュタ】を知らない日本人はいないといっていいほど、とても有名な感動長編アニメです。
中には、ジブリファンで大好きで、何十回も何百回も見たという方もいるのではないでしょうか。
飛行石の秘密って?
ラピュタの王族の印でもある飛行石。
飛行石の結晶は、飛行石を手にした王族の選ばれた人が呪文を唱えないと反応しない石です。
一見どこにでもある石のように見えますが、シータが身に着けると反応して青白い光を放って空を飛ぶことができます。
まさしく、シータはラピュタの王族なのです。
パズーはシータを?
ラピュタの発見に関して詐欺師の汚名を着せられたまま死んだ父のため、自作のオーニソプター(はばたき飛行機)でラピュタの実在を証明することを夢見る。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/天空の城ラピュタ
パズーの紹介文としてwikiではこのような文が出てきますが、作者の見解としては、パズーは本当にシータのことを想っているようです。
例え、ラピュタを発見することが死んだ父のためになるといってもシータを利用しているようには見えません。
彼の真摯にシータを守ろうとするシーンがたくさん出てきます。
まるで、愛する恋人を守ろうとしている騎士のようです。
しかし、変にキスシーンなどの恋愛シーンを持ってこなくて、あえて視聴者側の想像にまかせているところが宮崎駿監督のにくいところです。
そこに【天空の城ラピュタ】のドラマを感じることができるし、これなしでラピュタは語れないでしょう。
バルスってどういう意味?
バルスとは?
バルスは、飛行石を操るラピュタ人が最後の切り札として用意した呪文であり、まさしく滅びの呪文です。
絶対に口にしてはいけない呪文だったので口の形を読んでシータは幼いころ教わったのです。
思い出せなかった滅びの呪文バルスをシータは最後に使ってしまいます。
そこには、どんな結末があったのでしょうか。
また、シータの気持ちはどんなだったのでしょうか。