伝説を生きる音楽ユニットm-flo

メンバー構成

VERBAL:ラップ、リリック等を担当。
☆Taku:トラックメイキングを担当。一部楽曲ではラップやボーカルも担当。
LISA:ボーカル担当。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/M-flo

m-flo活動の歴史

【miss you/m-flo loves melody.&山本 領平】歌詞を徹底解釈!和訳付き♪の画像

m-flo(エムフロウ)は1998年にVERBAL、☆Taku、LISAの3人でデビュー。

人気を不動のものにしたのは2000年リリースのシングル「come again」で、これは80万枚を売り上げる大ヒット作でした。

が、2002年にはLISAがソロ活動に専念するため脱退、以降はVERBVALと☆Takuの2人で、しばらくの間活動することになります。

この期間はメインボーカルとして様々なアーティストをフィーチャーして楽曲をリリース、これがm-flo LOVESプロジェクト」と呼ばれるものでした。

m-flo LOVESプロジェクト自体は2008年をもって終了しましたが、その後もゲストヴォーカルを迎えながら楽曲しながら活動。

しかし2016年12月、VERBALが車での移動中に事故に遭い、全治3か月の重傷を負ってしまいます。

既に決定済みの出演イベントもありましたが、当然VERBALは参加できないということに。

このピンチに、LISAが代役として出演。このことがきっかけになり、2017年、LISAを迎えて、3人での再始動が決定!

LISA復帰第1弾となる音源「never」は、映画「去年の冬、きみと別れ」のエンディングテーマにも起用されて話題を呼んでいます。

LOVES時代の名曲miss you

【miss you/m-flo loves melody.&山本 領平】歌詞を徹底解釈!和訳付き♪の画像

miss youはm-flo LOVESプロジェクトの一環として、山本領平とmelody.をヴォーカルに迎え入れて制作されました。

ファンからの人気も非常に高く、LOVES時代初期の名曲として知られています。

コンサートでやったら必ずめちゃくちゃ盛り上がる曲。筆者も大好きです!

さて、この曲の歌詞は日本語と英語が混ざり合っていて、なかなか意味がとらえにくい、という人も多いかも。

単純に和訳しても、歌詞の雰囲気をぶちこわしてしまうので、少し意訳も込めながら、歌詞和訳して紹介します。

miss youの歌詞に迫る

切ないすれ違いのラブソング

まず歌詞を紹介する前に、この曲全体のテーマを紹介しておこうと思います。その方が、歌詞の内容が理解しやすくなるでしょうから。

「miss you」は、恋人同士の2人のすれ違いを描いたラブソング

「お金じゃない、大事なことがあるのに、わかってよ!」という女性の気持ち。

それに対して「君に笑って欲しくてプレゼントとか用意してるけど、そうじゃないって、どうしたらいいの?」という男性サイドの気持ち。

お互いに恋心がありながらもすれ違ってしまって、分かり合いたいのにうまく分かり合えない切なさ、そんな気持ちが「miss you」というフレーズに込められています。

それでは、歌詞を順番に見ていきましょう!

DJ play that music louderお願い
二人でいるのに I miss you
近くにいても Boy I miss you
少しだけ baby (the cold crush lover is here)
もしかして maybe (the 流星's flowin this year)
気が変わる前に rock with you
そして今日もこのまま with you
どこまで(もう)少しだけ
そして朝まで Uh Uh Uh in this atmosphere

出典: miss you/作詞:m-flo,melody. 作曲:m-flo,melody.

「DJ、音量を上げて、お願い」というフレーズから曲がスタート。

ここはクラブでしょうか。”音量を上げてほしい”のは、騒いで忘れたい気持ちがあるせいかもしれません。

「I miss you」は、「寂しい」というニュアンスでしょう。一緒にいるのになんだか寂しい、満たされない。

 「二人でいるのに 寂しいよ/近くにいても 寂しいよ」という部分にそれが表れています。

VERBALパートの「the cold crush lover is here」この部分は、筆者も訳しきれない…というか、複数の解釈があると思っています。

この点については、あとで詳しく。

rock with youとは、一緒に踊る、の意味。クラブですしね。

「気が変わる前に 踊ろうよ/そして今日もこのまま 一緒にいよう/どこまで(もう)少しだけ/そして朝まで こんな感じで」

和訳するとこんな感じでしょう。

すれ違いを感じている二人だけど、今はちょっぴりいい雰囲気を感じているのかも。

今日は朝になるまで一緒にいたいね、と歌っています。

Don't know why this love gotta be むずかしい
I'm the 宇宙のSuper lover バーバルなのに
Don't know why this タカハシタクのbeat
Gotta be so fly with 領平とmelody.・・・Now listen

出典: miss you/作詞:m-flo,melody. 作曲:m-flo,melody.

さて、VERBALのラップパート。意訳も交じりますが、日本語に落としてみましょう。

「僕らの愛はどうして難しくなっちゃったのかな わからない/僕は宇宙のsuper lover バーバルなのに」

「どうしてかな 領平とmelody.でタカハシタクのビートがカッコよくなってる」

この曲のリリースは2004年、山本領平とmelody.は前年2003年にデビューしたばかりで、まだ知名度はありませんでした。

それでも、この二人の歌と☆Takuのビートが合わさってカッコよくなってる、つまり二人の歌唱力を認めていることがわかりますね。

I don't know why 君の基準は
とてもhigh 何もかもso uptight
あれもこれもプレゼントされても
Baby don't you know
それだけじゃないよ

出典: miss you/作詞:m-flo,melody. 作曲:m-flo,melody.