「11月のアンクレット」カップリング曲
「予想外のストーリー」は、AKB48の50thシングル「11月のアンクレット」のカップリング曲です。
これを歌うのはAKB48の「ボーカル選抜」の8名。
後ほど名前を紹介しますが、記事中の各見出しで選抜メンバーの画像を掲載いたします。
MVはありません
「予想外のストーリー」はCDとしては「11月のアンクレット 劇場版」だけに収録されています。
AKB48のシングル収録楽曲は、多くの場合MVが制作されますが、「劇場版」はCDだけの販売。
なので、MVは収録されていません。
そして公式YouTubeチャンネルでの公開もないのです。
おそらく、MVの制作自体ないのだと思います。
「ボーカル選抜」曲ということもあって「楽曲のサウンドだけで勝負」ということなのかもしれませんね。
これから、歌詞の内容を読んでいきます。
何が「予想外」なのか?
歌詞の概要を一行でまとめてみますと、こうなります。
「第一印象が良くなかった相手に今はぞっこんです。」
つまり、相手と好き同士になったことが"予想外"というのですね。
楽曲は相手の第一印象から始まり、現在どれくらい好き合っているかを歌っています。
早速、一番からみていきましょう。
1番の歌詞
1番では、お相手との出会いと、そこでの印象が語られます。
無愛想な相手
そんなに好きではなかった
むしろ苦手なタイプさ
君ってどこか生意気で
愛想などなかった なぜ?
出典: 予想外のストーリー/作詞:秋元康 作曲:SHAKEY・わたなべしゅうじ
相手の第一印象が良くなかった、という主人公。
"生意気"、"無愛想"という感じで苦手だったと告白しています。
媚びたり、甘えたりするのではなく、ハッキリというタイプかもしれない。
ここまでは、まだ相手の姿が見えてきません。
しかし、主人公はいつの間にか好きになっていたというのですね。
どんな理由があるのでしょうか?
真面目な主人公
紹介されたら
普通に笑顔で挨拶するだろう?
こっちの方を見ないまま
本に目を落として
聞こえない振りしてた
出典: 予想外のストーリー/作詞:秋元康 作曲:SHAKEY・わたなべしゅうじ
初対面の時のことを、主人公は覚えていました。
相手の方に、目を合わせてもらえなかったのですね。
確かに、これでは「何様?」とか「お高くとまってるな」と思うかも知れません。
一方で、主人公はきちんと挨拶をする、礼儀正しい人なのでしょう。
相手が誰であれ、初対面ではきちんと挨拶をする。
それがマナーであると思っているからこそ、相手の態度に我慢ができなかったのです。
ただ、もしかしたら…
相手はとても内気で、人と目を合わせられないタイプだったのかもしれません。
ところで、この部分にはもう一人、主人公に相手を紹介した人物が登場します。
友達として紹介したのか、それとも未来を予想していたのか。
一瞬だけの登場ですが、この人物が恋のキューピッドになったのです。