2018年12月発売のアルバムに収録
声優や歌手など様々な方面で活躍している斉藤壮馬。
その斉藤壮馬が2018年12月19日にアルバムを発売しました。
そのアルバムの名前は「quantum stranger」です。
その12曲目に収録されているのが「結晶世界」。
王子様のような美しい見た目と透き通るような声に多くの人が虜になるでしょう。
タイトルからは光り輝く風景も連想されます。
この「結晶世界」はどんな曲なのでしょうか。
斉藤壮馬ワールドに引き込まれながら、今回はMVを独自解説していきます。
「結晶世界」のMVを解説
不思議な世界へと導く冒頭
MVの始まりは乾いた砂地を歩いているところから始まります。
MVの背景も気になりますが、一番目を引くのは斉藤壮馬自身です。
透き通った肌にきれいな目は、まさに王子様と言ってもいいでしょう。
そして甘い声がファンを虜にします。
きれいという言葉だけでは足りず、美しいという言葉が似合うでしょう。
まずは何度も斉藤壮馬の魅力を堪能してからでないと、曲が入ってきません。
そして、ピアスもしています。
白いピアスが印象的で、これが結晶を表しているのでしょうか。
実際に歩いているこの土地は、不思議な世界を表しているのかもしれません。
女性との会話
結晶みたいで綺麗ね
そう言って笑った きみは
けして戻らない軌道に
ゆるやかに落ちて 溶けていったのかい
出典: 結晶世界/作詞:斉藤壮馬 作曲:斉藤壮馬
MVでは予想しかできません。
歌詞と合わせてみると何かが起こっていることがわかります。
話しかけてくる人は、どんな人を想像するでしょうか。
妖精のような、白いワンピースを着た美しい女性が見えてきます。
そんな女性が歌詞1行目の言葉を耳元でささやきます。
そして、歌詞3行目と4行目の現象です。
どこか異世界へと通じているのでしょうか。
別次元へと彼女は消えていきました。
そんな不思議な様子なのに、表情は歌詞2行目のままです。
「結晶世界」の物語はここから始まったのでしょう。
思い出を語る
不思議な世界へと入り込んだ後、どのような展開になるのでしょうか。
残されるのか、それとも一緒に引き込まれるのでしょうか。
望まない世界へ
ソファに座り語り掛けるように歌っています。
白いソファに白い衣装です。
それは、不思議な世界を連想させます。
少し笑みを浮かべる斉藤壮馬はどこか諦めているようにも見えるでしょう。
これはどんな状況なのか考えてみます。
きっと、美しい女性と共に異世界へと引き込まれたのでしょう。
白い空間に荒れた砂地。
そんな場所しかないところへと来てしまったのではないでしょうか。
それは望んだことだったのかわかりません。
ただ、MVを見ても嬉しそうには見えないでしょう。
満たされない思い
閉ざされた愛の欠片
見つけたふりして 本当は
指の隙間から さらって
零れ落ちてんだ 宇宙へさ
出典: 結晶世界/作詞:斉藤壮馬 作曲:斉藤壮馬