Rin音【earth meal feat. asmi】歌詞の意味を解釈！2人で過ごす幸福を読み解く

Rin音の楽曲『earth meal』。

宇宙移住計画に乗り遅れてしまった男女2人の愛しい恋模様を謳い上げています。

2020年6月10日にYouTubeにて公開されたMVは、公開1か月にして再生回数59万回を突破。

今回、フューチャリングをしているasmiは、19歳のシンガーソングライターです。

若い2人が情深く歌い上げるどこまでも純粋な恋心には、リアルさが感じられます。

そんな楽曲について歌詞に込められた想いを1つ1つ紐解いていきましょう。

歌詞の1行目に謳われている英歌詞について、上記の和訳を踏まえながら紐解いていきます。

先述した通り、宇宙移住計画のテーマのもとに考えれば、まさに危機的な状態にあることが分かります。

しかしながら、そんな状況でも、「どうなろうとも構わない」と笑い飛ばしている2人の姿。

歌詞の2行目に述べられている「ヘタクソ」という言葉に注目していきたいと思います。

ここでは、以下の2つの解釈が出来ると考えます。

• 危機的状況を楽観視し、互いの歌を下手とからかえるほどの心情
• 最後の最後まで、恋や愛だのを全うしている自分たちの生き方

そこに込められた想いの背景にあるのは、巨大すぎるほどの愛なのです。

他の何物も介入出来ない、2人だけの空間。

そこは、移住しようとしていた先の天体よりもずっと愛おしく素晴らしい世界だったのでしょう。

テーマに沿って解釈すれば、寝坊によって移住計画に乗りそびれた2人の姿が描かれています。

どこまでも「日常感」溢れる2人の行動。

少し壮大過ぎますが、両者にとってこの先の生活よりも大切だったのは愛する人だったのでしょう。

電話で起こされ、本日のデートの支度を始める主人公。

世界中の人々が血眼になって移住計画を始めている中、2人だけを取り巻く愛のムードの対比が愛おしいです。

ここで言いたかったのは、それだけ環境が変化してしまったとしても、繋がりは終わらないということでしょうか。

周りの人や物、世界さえもが変わっても、君を愛するという想いが消えることは無いのです。

誰かを愛するというパワーが万物よりも勝るということ。

そして、2人だけの世界が描かれていきます。

ここでは、誰もいなくなった世界で、デートをする2人の姿が描かれています。

変わり果てた世界でも、2人がやることは何も変わっていない点に注目です。

買いたいものがあるわけでもないのに、わざわざ深夜のコンビニに手を繋いで行く。

そんな何気ない日常が1番幸せであることを示唆しているのです。

そして、歌詞4行目に綴られている「地球を~」というフレーズを見ていきます。

この時点では、既に2人以外は誰もいなくなってしまった地球。

その地球をプレゼントするということ=「永遠に君だけの傍に」と解釈することが出来ます。

楽曲全体から愛が零れているような雰囲気を感じられることはいうまでもありません。

そして更に、歌詞に描かれている1文字1文字からも、2人の愛おしさが滲んでいます。