“君が僕のこの音楽を気に入ってくれるといいな
君と人生を一緒に歩んでいけたらいいな
君が愛してくれるような歌詞が書けたらいいな
この音楽が君の愛の象徴になるといいな
願ってる 願ってる 願って”
「この音楽」とは「傘拍子」始め、アルバムに収録されている全ての楽曲を示しているのだと思います。
2曲を除き、アルバムの収録曲は全て同じ女性に捧げたものだと語られているのです。
野田 洋次郎が音楽を生み出す唯一の原動力。
それが「君という存在」だったのでしょう。
一途な思いが込められていますね。
どうして悲しい歌になってしまったのか?
I wish that I could only sing this in the rain
Cuz I know for sure that this'll make me cry again
I never imagined that this song was about a vain
But I'd tried my best I can do
出典: 傘拍子/作詞:野田 洋次郎 作曲:野田 洋次郎
“この歌が雨の時だけに歌われることを願ってる
なぜなら、また泣いてしまうことが分かっているから
この歌が痛みに繋がるなんて思ってもみなかった
でも精一杯最後まで歌ってみるよ”
ここで冒頭のフレーズに戻ります。
歌詞を全て紐解いた状態で、もう一度解釈してみましょう。
この「傘拍子」という楽曲はサウンドが先行して作られたそうです。
憶測ですが、最初の段階で歌詞は作られていなかったのかもしれません。
それにのせられた歌詞は、思いのほか悲しい内容になってしまいました。
涙を隠すためにさした傘。
それをタイトルに入れ込むため、「三拍子」の楽曲を作詞後に「傘拍子」というタイトルにした。
筆者はこのように解釈します。
最後に
RADWIMPSの「傘拍子」はいかがでしたか?
英語になると日本語とは違ったニュアンスが出てきて、それがまた素敵ですね。
三拍子のリズムに合った発音の乗せ方になってるのはもちろん、歌詞の世界感がとても美しかったです。
ちょっと恋愛が辛くなった時…。
イヤホンをしてこの楽曲を聴くと心により響くかもしれません。
ぜひその時は、細部までこだわったサウンドにも耳を傾けてみてください。
きっと癒されるはずです。
おすすめの楽曲をご紹介
精神的にピークの時に制作していた、と野田は語っている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/RADWIMPS_4〜おかずのごはん〜
その楽曲は「有心論」です。
今回の「傘拍子」の意味を考察したうえで聴くと、リンクしている思考に気が付くはず。
ぜひその歌詞をご紹介した記事も、あわせてご覧ください。
寂しさ、切なさ、儚さが詰まったRADWIMPS 「有心論」の歌詞の意味を解釈 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
RADWIMPSが2006年7月26日リリースした、メジャー4作目、通算7作目のシングル曲である。ボーカルの野田氏が締め切りギリギリまで、悩んで仕上げた曲である。その5日前に彼女と別れたため、歌詞がとてもリアルである。
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