back number【ロンリネス】歌詞の意味を解説！胸の痛みの交換って何？誰にインタビューしてる？

「自分も完璧な人間として生まれたかった」と思っている主人公。

いっそのこと、個性なんかなくして、みんな平等だったらこんな苦しい思いをしなくて良かったのに…と感じているようです。

周りの人たちと明らかに違う個性をもっていて、それが悪目立ちしてしまうと、このような考え方をしたくなるのかもしれません。

大きな劣等感を抱えている主人公は、自分のことを「邪魔な端数」と思っています。

結局、ダメな人間はこの世界では認めてもらえず、マイノリティとして排除されたり、無視されたりする…。

そんなおかしな世の中に対して、悲観している様子がここで描かれているようです。

こんなに苦しい思いをしているダメな自分を、果たして神様は褒めてくれるのだろうか…といった終わり方も、深く考えさせられますね。

この歌詞の主人公のような苦悩を抱えている人は、きっと少なくないはずです。

逆に、完璧な人間なんてそうそういないですから、多かれ少なかれ劣等感や卑屈な気持ちは誰でも一度は感じたことがあるでしょう。

そんな時はこの曲を聴いて、自分の気持ちを一旦整理するのも良いかもしれません。

ちなみに先ほども紹介した「大不正解」の歌詞でも“人間の不完全さ"について考えさせられるフレーズがいくつか登場しています。

OTOKAKEでも「大不正解」の歌詞について考察している記事がありますので、よかったらぜひ読んでみてください。