いわば「新生 EXILE THE SECOND」としての名刺代わりとも言える本作。
前作から受け継がれた熱意と、良い意味での「リラックスしたムード」が同居したような作品となっています。
EXILEの活動が諸々の事情により休止状態となっていた当時、彼らに溜まっていた表現欲求がここに詰め込まれているようです。
アルバムタイトルにある「BORN TO BE WILD」という言葉は、「Steppenwolf」というバンドの楽曲名として知られているもの。
そこからは「EXILE TRIBE」のまとめ役のような存在になった彼らの「いつまでも走り続けたい」という思いが感じられます。
「BORN TO BE WILD」おすすめ曲
本作二曲目に収められた「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」はパーティーソングのような楽曲。
肩の力が抜けて、純粋に音楽を楽しむ彼らの姿が目に浮かびます。
「Break It Down」は前作にあった「攻撃的なスタイル」を継承した作品です。
楽曲後半で聴くことのできるエレキギターのリフからは、EXILEがGLAYとコラボした「SCREAM」が連想できました。
正統派HIPHOPな雰囲気を持った「Mo Bounce」は「Far East Movement」がゲスト参加した楽曲。
ブラックミュージックを愛する彼らのルーツのようなものが感じられます。
また「Beautiful Angel」のようなラブソングを忘れないのも彼ららしいところ。
そこから「WILD WILD WILD」のエンディングまでテンションを保ったままアルバムは締めくくられていきます。
「EXILE THE SECOND」の楽曲から感じられるもの
そこにある風格
三作のアルバムを通して感じられるのは、やはり「EXILE」というグループを先頭で引っ張る彼らの風格です。
既に述べたように、二代目となる「J Soul Brothers」での活動を経てEXILEに加入した彼ら。
2011年の東日本大震災以降「Rising Sun」はそんなグループを象徴する楽曲となりました。
「EXILE THE SECOND」はその名の通り、国民的で広く沢山の人に親しまれるEXILEの次なる形です。
多様なアプローチ
三枚のアルバムから感じられる作風は、どれも変化に富んでいます。
ファーストアルバムの攻撃性、そしてセカンドアルバムでの解放感、サードアルバムの多様性など。
そのどれもが「EXILEのようでEXILEではない」という、独特な雰囲気を生み出しています。
特にサードアルバムで繰り広げられる様々なスタイルのサウンドは、グループとしての今後も予感させるもの。
ここで培った経験が「EXILE」という場所に還元されてどのように昇華されていくのか、今後がさらに楽しみです。
注目曲のMVについて
彼らの楽曲の多くは映像化されています。
例えば、「アカシア」のMVで描かれるのはアダルトで妖艶な世界。
ひとりの女性を奪い合うメンバーの姿が薄暗い空間に収められています。
また「SUPER FLY」の映像もそれに通じるもので、こちらのテーマとなっているのはフィフティーズの雰囲気です。
それとは打って変わって「Summer Lover」のMVでは青空と海が中心に据えられていて、さわやかな彼らの姿が楽しめます。
アルバムとあわせてこれらの映像も是非チェックしてみて下さい。
まとめ
「EXILE THE SECOND」のおすすめアルバムランキングについてまとめました。
これら以外にも「EXILE TRIBE」としていくつかの楽曲をリリースしている彼ら。
グループとしての今後の活動からも目が離せません。
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