同じ日に、ほか2曲のボカロカバーも発表!?
HoneyWorksでは、このボカロカバーの「ツノルキモチ」を公開した4月13日に、ほかの2曲の楽曲のボカロカバーもアップしています。
ひとつは、2017年12月発表のシングル「東京ウインターセッション」に収録されている「聞こえますか」。
「聞こえますか」はボカロflowerのカバー
「聞こえますか」は東京ウインターセッションでは莉犬(こいぬ)さんがボーカルを担当。
今回発表されたボカロカバーではボカロのflower(フラワ)がカバーしています。
それでは、「聞こえますか」のボカロカバーMVを見てみましょう。
flowerの少年のような歌声
少年のような声に特徴があるflowerの魅力が伝わってきます。
ちなみに、flowerは2人いて、ヤマハの歌声合成技術「VOCALOID3」向けに発表されたのが「v flower」。
VOCALOID4向けに発表されたのが今回カバーしている「flower」です。
どちらもHoneyWorksがキャラクターデザインなどを担当しています。
「小さな恋の歌」のボカロカバーは?
次に「小さな恋の歌」の歌のボカロカバーMVを見てみましょう。
ボカロの代表的な存在の初音ミクのカバーですが、モンゴル800さんの力強いメッセージソングを完全に女の子の歌にしています。
また、HoneyWorksのヤマコさんが描いている「美桜ちゃん」のイラストもキュンキュンさせてくれちゃいますよね。
HoneyWorksがボカロカバーを発表した理由は?
HoneyWorksが「ツノルキモチ」を含めた3曲のボカロカバーを4月13日に発表したかは、公式サイト等で調べてみても分かりませんでした。
でも、HoneyWorksはもともとボカロを使って楽曲していたこと。
モンゴル800の「小さな恋の歌」のカバー曲が入った莉犬さんの1stアルバム「『R』ealize」が同日にリリースされていることなどが理由として考えられます。
また、ヤマコさんがツイートしていた4月18日に開かれたボカロ同窓会なるものも関係しているかもしれませんね。
「ツノルキモチ」の歌詞は?
それでは、歌詞についても見ていきましょう。
歌詞の解釈をしていく前に知っておいてもらいたいことがあります。
それは、HoneyWorksは音楽に限らず、動画も含めたコンテンツをひとつの作品として捉えているクリエイターの集まりであるということです。
メンバーのshitoさんもインタビューで「音楽だけではなく、映像も含めてひとつの作品として出すことを意識している」と話しています。
また、歌詞についても、Gomさんは「映像の中のキャラクターとユーザーがリンクしやすいと思って普段使っている言葉で作詞するようにしている」と話しています。
誰の胸に響く素直なコトバが余白を生んで、さらにキャラクターがその余白を埋めながら世界観を広げているのがHoneyWorksの作品なんです。