PENTAGONの2ndシングル「SHA LA LA」
2019年8月にリリース
リリース日が水曜日になる理由
本であれCDであれ、自分が欲しいものが発売される日は待ち遠しいと感じられます。
この8月21日という日にちに注目していただければわかると思いますが、水曜日です。
これは知っている方も多い理由かもしれません。
お客さんがCDを手に取る時期に違いが生まれ、売り上げにも差が出てしまうのを防ぐためといえます。
【SHA LA LA】の和訳からの意味
最初から感情が表されている
분통 터지는 일이 많군요
(イライラが渦巻くよ)
出典: SHA LA LA/作詞: HUI・WOOSEOK・Shoko Fujibayashi 作曲: HUI・Yo Han Han・ Minit
最初から感情が表されている言葉から歌詞は始まっています。
主人公は何故かいきなり「イライラ」しているようです。
いったい何があったのでしょうか。
この部分の歌詞は日本人がよく使うオノマトペが使われています。
オノマトペはその状態よりわかりやすく伝えるために用いるものです。
だからこそ今自分がどうしようもないくらい、捨てるに捨てられない不満がある状態をさしているといえます。
これは個人に対する不満ではなく、社会全体に対する不満だと解釈するのもありです。
なぜなら今の社会に満足している人は少ないといえます。
政治・経済などそれらが複雑に絡み合って、その中で社会は成り立っているのです。
しかしながら、どうしてもいい方向へは一向に向かっていない状況になっています。
それで思わずイライラしてしまうこともあるでしょう。
重さが伝わってくる
싸그리 잡아넣고
나쁜 욕을 해보려다가
(ぶちまけてみたいけど
思っただけで)
出典: SHA LA LA/作詞: HUI・WOOSEOK・Shoko Fujibayashi 作曲: HUI・Yo Han Han・ Minit
次は吐き捨てるわけではなく「ぶちまけたい」という歌詞です。
やり場のない怒りを、どうにか吐き出したいと思うのは当然のことでしょう。
ぶちまけるというのはそれだけの重みがあるものの、ここではそれをためらっています。
どうにかする方法は誰かに話すことが主に当てはまることですが、それをやってもダメだと感じているのです。
だからこそ躊躇してしまっています。
社会に対する怒りは、誰かにぶつけてもどうにもなりません。
それが分かっているからしないのでしょう。
自然に癒される
그냥 달을 봐요
(月見上げたよ)
出典: SHA LA LA/作詞: HUI・WOOSEOK・Shoko Fujibayashi 作曲: HUI・Yo Han Han・ Minit
次の歌詞として「月」を見るのです。
この自分が持っている気持ちと行動は一致しないという時があると思います。
これは自分の中のジレンマで少し苦しんでいるということでしょう。
月というのは自分で輝いているわけではありません。
何か希望を与えるきっかけであり、光の存在として輝きを持っているといえます。
だからこそ何か嫌なことがあった時に月を無意識であってもみているのです。
人の心は、辛くなると自然へと向けられているといえます。
主人公は自分の中に燃え盛る怒りを鎮めるために、月を眺めていたのかもしれません。