Bメロでは少し大胆にハプニングを自演しようとしているところが描かれます。

何とかして自分のことを視界に入れてもらおうとするいじらしさが可愛いです。

せっかちになってしまいながら

攻める守る 綱引きで
すべてが愛の盾(たて)と矛(ほこ)
自分じゃどうしようもない
シュンとするかたつむり

出典: せっかちなかたつむり/作詞:秋元康 作曲:山本加津彦

アクションをおこさないと誰かに先を越されてしまうと焦りながら、がっつきすぎて空回りしてしまうような、上手くいかない恋愛模様がうかがえます。

のろまなかたつむりでいてはだめだと試行錯誤してみても、いい具合の駆け引きが出来ず「せっかち」になってしまう。

大人な女性になり切れない心情を歌うのが、乃木坂46のお姉さんメンバーというのが更にリアルでいいですよね。

超福神級メンバーの卒業

「せっかちなかたつむり」のメンバーは、当時フロントや福神の常連となっているメンバーばかりでした。

現在でも白石麻衣、西野七瀬、松村 沙友理は『十一福神』として乃木坂46の第一線を走っています。

しかし、9thシングルで福神メンバー入りをし、『聖母』と呼ばれるほど人気があった『まいまい』こと深川麻衣が2016年6月16日に卒業

また、初期から福神入りを果たしメディア露出も多い『ななみん』こと橋本奈々未まで、2017年2月20日に卒業してしまいました。

ちなみに、橋本奈々未はファンの間で「橋本がセンターになったら卒業」という都市伝説が囁かれていました。

16thシングルの「サヨナラの意味」で初のセンターを果たした直後に卒業発表されたため伝説が現実になってしまったとファンを悲しませることとなります。

この2人の卒業はファンに大きな衝撃を与えました。

卒業者の後任メンバー

『せっかちなかたつむり/乃木坂46』の選抜メンバーが超福神級!卒業者の代わりは誰?【歌詞情報】の画像

そんな危機的状況のように思われた「せっかちなかたつむり」ですが、深川麻衣の卒業後のイベントでは、深川麻衣のパートは新内眞衣が務めました

新内眞衣は異例のOL兼任アイドルで、『水泥棒』や『OLBBA』のように、いじられキャラとして人気のお姉さんメンバーです。

同じ「まい」としても、まいまいの後任につくことは必然だったのかもしれませんね。

賛否両論だった「せっかちなかたつむり」の新メンバー加入でしたが、『4th YEAR BIRTHDAY LIVE』では全く違和感なく堂々とした入れ替わり様だったようです。

現在、「せっかちなかたつむり」においての橋本奈々未の後任はまだ不明ですが、ファンのなかでは衛藤美彩が有力ではないかと囁かれています。

お姉さんメンバーで構成されている楽曲だからこそ、いつどのメンバーが卒業宣言してもおかしくない年齢になってきています。

今後新メンバーが誰になったとしても、せっかくの人気曲なだけに、これからも歌い続けていってほしいものです。

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