【メーベル/flower】中毒性抜群の大人気曲の歌詞の意味に迫る！コード譜＆関連動画もチェック♪

楽曲「メーベル」はバルーンによって作られた27作目のボーカロイド楽曲です。

動画イラストはバルーンとのタッグでおなじみのアボガド６が担当しています。

バルーンは2013年4月からニコニコ動画での投稿をスタートしており、初投稿作品「造形街」には今では「伝説の始まり」というタグがついています。

メーベルの前に投稿したシャルルが大注目されたこともあってか、バルーン初となる週間ボカロランキングで一位を獲得した作品でもあります。

メーベルはじめとしたバルーンのミリオン達成楽曲である「シャルル」「雨とペトラ」「レディーレ」が一度に収録されているアルバムが「Corridor」です。

アルバム名であるCorridorは英語で廊下という意味であり、他に発売しているアルバムMarbleやQuoteとのある種の一貫性を感じますね。

最新アルバムQuoteは2018年1月31日に発売されておりメーベルが収録されている「Corridor」以降に投稿された「アマドールやレド」などの人気曲が収録されています。

メーベルは跳ねの多いリズムが心地よく何度も聞いてしまう一曲になっています。

しかしMVは独特の色あせたような寂しさと優しさを感じるPVと歌詞がとてもお洒落にまとまっています。

そこでメーベルという楽曲にはどんな意味が込められているのかをMVと歌詞を深掘りして見ていきたいと思います。

メーベルはメロディや歌詞だけでなくアボガド６によるお洒落なMVも人気を集めています。

バルーンの世界観とより身近に感じられるイラストとメロディにあった気持ちの良いフィルムワークが人気の理由でしょう。

そんなMVでは二つずつ登場するトマトやグラス、花瓶が飾られている二人用の机やその机に並べられた二人用の食事が印象的です。

このことから、楽曲では一緒に生活をしている二人について語られていることが想像できます。

また机の花瓶に生けてあるのはクロユリだと考えられ、クロユリの花言葉は「愛」と「呪い」です。

このことからも順風満帆で幸せな二人について語られるわけでなく愛が深すぎて呪いになるように手放しに幸せと呼ぶには難しい状況なのではないでしょうか。

歌詞の口調からわかるようにメーベルは女性目線で歌われています。

登場人物は主人公である私とそのパートナーの二人でしょう。

では女性は二人の生活や関係に対してどんな気持ちになっているのでしょうか。

「不幸になった」とあなたは話すけれど、そんな言葉をどの口が言っているのだろうか。

これまで話し合っている中で何度もごまかしているあなたは私のことを指で遊ぶようにあしらっているのを知っている。

あなたが不幸だと話して被害者ぶっていても状況は何も変わらないのだからふざけるのも大概にしてほしいわ。

不幸になったと被害者面しているだけで話は進まずに今日もこうして寝ることになるのです。

登場している二人の関係はもう支え合う二人ではなく加害者と被害者になったとパートナーは感じているのでしょう。

でもそのパートナーの意見に納得がいかない女性は話をしようとするのに、男性は話を聞く耳を持たず向き合ってくれないようです。

相対できるのは夜が明けてからになるのだから、今日はもう眠りましょう。

こんな風にあなたに話しかけても意味はないのだから気にしないで眠りましょう。

もしかすると家の中でご飯を作って待っていた女性のことなど気にもとめず外でお酒を浴びて楽しんでパートナーは夜遅くに帰ってきたのではないでしょうか。

だからまともに話せない夜が明けて朝になってはじめて二人できちんと向き合って話せると女性は考えています。

そんな風に思ったことをパートナーに語りかけても聞いてはもらえないのでしょうから気にしないようにして眠ろうと思うのです。

Rino Shinhashiさん(@shino076)がシェアした投稿 - 11月 5, 2017 at 6:20午後 PST