初の全国流通盤「ONE!」はもっさの成長が垣間見える作品
2018年12月5日、ネクライトーキーが初の全国流通盤であるアルバム「ONE!」をリリースします。
2017年のバンドの結成から、2年を待たずに全国流通にこぎ着けてしまった彼ら。
ヴォーカルのもっさに至ってはメンバーの中で特に音楽経験が少ないことから、目まぐるしい状況の変化に驚かされる日々なのではないでしょうか。
彼女がこのバンドに参加する前というのは、恐らく活動も手探り状態だったはず。
その才能が引き上げられたのも、長く経験を積んでいた他のメンバーと合わさったからこそでしょう。
以前は手こずっていたレコーディングも
そしてそんなメンバーの中で揉まれたこともあり、今作ではもっさが目まぐるしい成長を見せたという話も。
以前は手こずっていたレコーディングも、予想外にすんなりとこなしてみせたそうですよ。
自身を「経験が浅いから」と語る彼女ですが、全国デビューを経て着々とプロ意識も育ってきているようです。
いよいよとアルバムの全貌が気になってくるところですね!
今回も行われているMV三ヶ月連続公開企画
今回「ONE!」のリリースに際して、3rdデモシングル「オシャレ大作戦」のときにも行われたMV三ヵ月連続公開企画も再び行われています。
アルバムの発売を目の前にして楽曲を大放出してしまうというこの企画。
ファンはもちろんのこと、メンバーの「リリースが待ちきれない!」という気持ちが前面に表れていますね。
この企画によって10月15日にはアルバムの中から「めっちゃかわいいうた」を公開。
そして11月15日には第二弾として「こんがらがった!」が公開されました。
紆余曲折を経て出来た1曲「こんがらがった!」にフォーカス
今回注目するのはこの「こんがらがった!」という1曲。
なんでもギターの朝日が最初に作って来たものに対して、何度もメンバーのダメ出しがあり、結局出来上がったのはレコーディング当日だったとか。
紆余曲折を経た真新しい新曲ということで、その出来にも期待が掛かります。
公開されたMVを元にして、ここからこの曲について順に読み解いていきましょう!
ネクライトーキーは楽しんでなんぼのバンド
ファミコンゲームを彷彿とさせる楽しげなイントロ
ドラムのスネアを中心にした息の合ったキメが展開され、そこから始まるのはファミコンゲームを彷彿とさせる楽しげなキーボード。
続いて入ってくるスラップベースがまた小気味良く、ノリノリの雰囲気で楽曲を運んでいきます。
横っ飛びしながらカメラのアングルに入ってくるもっさの姿がまた、楽しげなイントロに華を添えますね。
楽しげなメンバーから感じるのは
メロ部分はリズム隊による軽快なグルーヴをメインにしたイメージのサウンド。
後から加わる朝日のカッティングギターもおどけた表情で、そのノリに拍車を掛けます。
ドラムのフィルインを手振りで真似るように踊るもっさが可愛いですね。
後に続く4分割画面で映されたドラムのカズマ・タケイの振る舞いといい、所々でふざけたメンバーの姿が目を引きます。
ネクライトーキーは「楽しければいい」「楽しんでなんぼ」という言葉が本当によく似合うバンドですね。
難しいことは忘れて
少し面持ちを変えて浮遊感のあるギターフレーズが彩るBメロ。
その音色とおぼろげな雰囲気からでしょうか、どこか和の要素を感じさせられます。
そこからサビに向けて盛り上がっていくサウンドを背に、とびきりの笑顔で飛び跳ねるもっさ。
「今は仕事の話しないで」という歌詞も相まって「難しいことは忘れて楽しみたい!」という気持ちが垣間見えますね。