『KISS ME』は、1992年12月7日にリリースされた自身の9枚目のシングルです。

このサウンド、一度は耳にしたことが絶対にあるはず!元々はアルバム用の曲として制作したのですが、そのクオリティーがずば抜けて優れていたことから、シングル曲として録音することを決めたとのこと。

その愛し方も半端ない。これまでに出してきたすべてのベストアルバムに収録されているのです。

ちなみに作詞は松井五郎。ところがこの楽曲は気付けば氷室京介の代名詞のような化け物楽曲に成長していきます。

氷室京介による『KISS ME』解説

深い思い入れのある曲だけにあるインタビューにこの楽曲に対する氷室の思いが語られています。

「アルバム用の曲を書き始めた時に、最初にできあがったのがKISS MEだったんですね。久々に自分ですごく気に入ったんです。これはキャッチーだぞという、最初これをシングルにっていう感じで録らせたんですよ。」

出典: http://www.himurocknet.com/discogragpy/album/memories-kaisetu.htm

彼にとって『KISS ME』は氷室京介を不動のものにした運命の曲だったわけ。分かるわー。後にも先にも、これを越えるようなかっこいい曲、ないような気もしてきます。

KYOSUKE HIMURO 『KISS ME』1992

『KISS ME』こぼれ話

ブティックjoy

ちなみにこの楽曲、「ブティックjoy」という婦人服のCMに使われていたのです。今でこそ見なくなりましたが、バブル華やかな頃、「ブティックjoy」の服は女性達をとりこにしたものです。

CMに出演しているのはクラウディア・シファー

楽譜

氷室京介ほどのビジュアルの良さがないとなかなか絵になるのは難しいですが、音だけマネて、気分だけでも氷室京介になりきることはできますよ。楽譜はこちら!

気になる歌詞をチェック!

歌詞で聞くロックではない。氷室京介はビートで体感するロック。耳元でこんなことささやかれた女性はきっとイチコロです。

KISS ME その唇
その胸 逃がさない
KISS ME 孤独な夜
いますぐ 消してくれ

出典: https://twitter.com/medianetes/status/930664943548059651

メビウスのHIGHWAYを
駆ける夜
泣きだした まなざしが
痛い

吐息だけの
赤いROUGE
嘘をついた
傷口のようだね

KISS ME 思い出まで
捨てたら 許せない
KISS ME いま二人
ひとつに なれるから

出典: https://twitter.com/Chihaya9393Bot/status/756188078017052672

毎度おなじみ、歌詞の意味

男と女、情念の歌です。激しい愛欲の歌です。アダルティーな、18禁(18歳以下は見てはいけないという成人映画指定)の世界です。ドロドロとした怨念にも似た情念の歌・・・・・・男と女の一夜の激しい交わりの話です。

うーむ・・・・・・深い!