タイトルを見ると、相手に誕生日に「百合」の花を送ろうとしていることがわかります。実はこの百合は重要な意味を持ち、百合の花言葉はズバリ、「子から親に対する愛」と言うことなので、親子愛を歌ったこの楽曲にもぴったりなのです。

ドラマのテーマに合わせた

「誕生日には真白な百合を」と言うこの楽曲は、TBS系のドラマとして人気を博した「とんび」の主題歌として起用されています。

ドラマの制作にあたって、福山雅治はプロデューサーから「曲を聴くと故郷に帰りたくなるような曲、そして故郷に帰る途中に聞きたくなるような曲」と言う細かい指示を受けたようです。

自分の父親に宛てて書いた

福山雅治ドラマのプロデューサーから依頼を受けて曲の制作を始めることになるわけですが、制作に入る段階でまず抱いたのは、「難しい」と言う思いだったようです。

親子関係を歌った曲ということで、ドラマとも合わせて自分と父親の関係を歌にしようと思ったようですが、関係が近いがゆえに、感情や思いを言葉にして書くというのは非常に難しかったと言います。祖母の曲は多く書いてきている彼ですが、祖母と孫くらい離れていればまだ書きやすいとも語っています。

PVで描かれていること

作詞に悩みながらも、父親への思いを綴った「誕生日には真白な百合を」が誕生したわけですが、これは歌詞やメロディーはもちろん、そのプロモーションビデオにも注目が集まっています。

PVでは、タクシーに乗った福山雅治が車窓を眺めながら移動していく様子が描かれていますが、これにはどのような意図や思いが込められているのでしょうか。

離れた場所から故郷を想う様子

プロモーションビデオにおいて福山雅治自身が移動しているカットは、銀座で撮影されています。銀座といえば都会のど真ん中であり、彼自身が育った故郷・長崎とは遠い距離にあります。

そのような場所から物思いにふけったような顔で彼が車窓を眺めるこの場面は、遠い故郷のことを思っている様子を表現しているのです。「離れた場所から、故郷の家族を思っている」そんな情緒溢れるシーンとなっています。

テンポ速めで収録し、回想シーンを印象的に

このPVを撮影する際、通常の曲よりも1.5秒早いテンポで撮影したそうです。そうして撮影したビデオを後で通常速度に戻すことによって、「回想している雰囲気」を演出しています。

 

カメラをタクシーに乗せ、アングルにこだわって撮影

車窓から福山雅治が外を眺めている様子を描いたこのPVですが、実はタクシーにカメラを積み、アングルを工夫して撮影したと言われています。そのため、撮影時には銀座という街中である状況も相まって、人が集まって目立っていたようです。

まとめ


いかがですか?「誕生日には真白な百合を」はドラマの主題歌としても非常にマッチしていましたし、じっくり聴くと心が温まる歌に仕上がっています。

福山雅治が家族に向けた曲はどれも名曲ぞろいなので、一度ぜひ聞いてみてください!

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