懐かしいという表現から、もう終わった恋のことを歌っているように思えます。
また、これから新たなステージに立とうとしていて、昔の恋を振り返っているようにも聴こえます。
「もう離れないで」と
泣きそうな目で見つめる君を
雲のような優しさでそっとぎゅっと
抱きしめて離さない
出典: マリーゴールド/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
続きの歌詞からは、紆余曲折ありながらも再び結ばれた2人のように見えます。
マリーゴールドにポジティブな意味とネガティブな意味があるように、この楽曲にもそれを感じました。
「マリーゴールド」は、夏を感じるフレーズとメロディーに癒される楽曲です。
第4位
「愛を伝えたいだとか」
“完璧な男になんて惹かれない”と
君が笑ってたから悔しいや
腐るほどに話したいこと
沢山あるのにな 寂しいさ
出典: 愛を伝えたいだとか/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
彼女は何も考えずに、あっけらかんとしてそうですが、彼女の一言を気にしてしまう彼。
彼女が寂しいという感情を表現した楽曲は結構あります。
でも、彼の方がそう感じている描写は珍しいです。
女性の方が優位に立っている恋愛なのだろうと思われます(笑)
自分に自信が無いからこそ、そうなってしまうのでしょうね。
「分かってくれよ」に登場した彼にも少し似ている気がしました。
第3位
「生きていたんだよな」
おすすめ楽曲第3位は「生きていたんだよな」です。
ほんの少し前までこの世にあった命……。
人間の生と死に直面した時に、私たちは何を思うだろうと考えさせられます。
“自殺”という言葉でひとまとめにされてしまえば、最後に何を思っていたかなんて闇の中です。
そこに着目したあいみょんの考察が心に突き刺さりました。
「今ある命を精一杯生きなさい」
なんて綺麗事だな。
精一杯勇気を振り絞って
彼女は空を飛んだ
鳥になって雲をつかんで
風になって遥遠くへ
希望を抱いて飛んだ
出典: 生きていたんだよな/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
生きる事も死ぬ事も同じくらい勇気のいる事なのです。
先程ご紹介した「満月の夜なら」は比喩表現でメッセージを伝える楽曲でした。
しかし、この「生きていたんだよな」はわりと直接的な言葉が多く散りばめられています。
ごまかしではない、目の前で起こったありのままの出来事がダイレクトに伝わってくる歌詞です。
第2位
「今夜このまま」
苦いようで甘いようなこの泡に
くぐらせる想いが弾ける
体は言う事を聞かない
「いかないで」って
走ってゆければいいのに
出典: 今夜このまま/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん