こちらが始めの部分です。
嬉しいけど、なんだか恥ずかしいと言っている、女の子の複雑な気持ちが端的に表されていますね。
どうしてそんなに恥ずかしいのかと言えば、それは彼氏が「一緒にモーニングコーヒーを飲もう」と言ったから。
朝、一緒にコーヒーを飲むということは、よく考えてみると夜の間、一緒に過ごすということですよね!?
出だしから、ちょっとドキドキする展開です!
(Yes)門限通りに
(Yes)うちに送ってくれる
(Yes)私より弱虫ね
(Stop)時間が来るまで
(Stop)ぐるぐると遠回り
(Stop)くちづけもできない人
出典: https://twitter.com/yellow_thunder/status/514554667078909952
門限までに家に帰らないといけない、と彼女が言うと、彼はOKと言ったようです。
さっきは朝まで一緒にいようと言ったのに…。
なんとなくがっかりしてしまった気持ちが「弱虫」という言葉で表現されています。
家に帰るまでただ歩くだけで、キスもしてくれないようです。
彼がこんなに優柔不断では、彼女の方も困ってしまいますね。
叱られたって かまわない
あなたについていくと決めた
なのに急じゃ (こわい)
出典: https://twitter.com/tozamasan/status/825198164407787520
彼女の方は、親に叱られるのを覚悟しています。
女の子の方が、決心した後は強いのでしょうか。
でも、やっぱり少し急ぎ過ぎかと不安な気持ちがあるようですね。
あぁ 泣いてるのは (トキメキ)
そう うれしいから (なのね)
私の想い (I love you I love you Forever)
ねえ はずかしいわ (ドキドキ)
ねえ うなずくわよ (してる)
あなたの言葉
「モーニングコーヒー飲もうよ 二人で」
出典: https://twitter.com/yumegiwalastboy/status/899789283938009088
自分が相手を真剣に思う時、相手も真剣に答えてくれたらうれしいですよね。
それが、一緒にモーニングコーヒーを飲もうという誘いの言葉に表れているのを感じて、思わず泣いてしまったようです。
彼女は不安を感じつつも、ここでは「うなずく=彼の誘いにOKする」と言っています。
勇気があるなら
連れ去ってくれればいい
私達の未来まで
出典: https://twitter.com/hello_music_bot/status/864694112053624832
私達=2人一緒に過ごす未来へ、自分を連れて行ってほしいというところがロマンチックですね!
本当に好きな人が相手でなければ出ない言葉です。
いろんな夢 話したね
こんなに愛しいはずのあなた
なのに なぜか(こわい)
あぁ うなずけずに
そう困らせたわ
私の想い
出典: https://twitter.com/kuroneko1018yp/status/891804400800243712
このパートでは、一緒に初めての夜を過ごすことを決めたはずでも、すんなりうなずけない複雑な乙女心が感じられます。
将来の夢を語り合うことができる、大好きな相手でも、やはりこわいと思うのが自然なのでしょう。
大人になってから聴くと、ちょっと照れてしまうかも
初々しさが際立つ「モーニングコーヒー」ですが、歌詞を紐解いてみると印象が変わりますね。
彼との初めてのお泊りについて歌っている内容ですから…。
この歌をリアルタイムで聴いていた頃には理解していなかったけれど、大人になってから「そんな歌だったのか!」と気がついて、びっくりしている人もいるかもしれません。
しかし、コーラスで言葉が重なる部分など、揺れる気持ちを持て余してあれこれ考えてしまう乙女心がよく表現されているのではないでしょうか。
また、メインで歌っているのは、当時16歳の安倍なつみですが、愛らしい中に強さを秘めた彼女のイメージによく合っています。
懐かしの「モーニングコーヒー」で、あの頃のモー娘。を振り返ろう
リリースから20年以上経った「モーニングコーヒー」は今聴いても、大人の一歩手前にいる女の子の恋の歌として、変わらぬ魅力を発揮しています。
また、この曲がモー娘。の始まりだったかと思うと、その点でも感慨深いものがあります。
ちなみに、当時のモー娘。はほとんどのメンバーがダンス未経験だったとのことで、MVの中でも普通に立っている姿が目につきます。
それがかえって新鮮な印象なので、ぜひ今のモー娘。と並べて観て、グループの変遷を感じてみましょう。
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