足立佳奈を一躍有名にしたキーワード『キムチ』
若い世代から共感の嵐！リアルな心情を歌うシンガーソングライター
2014年に行われた「LINE×SONY MUSICオーディション」で12万5094人の中からグランプリを勝ち取り、芸能界入りした足立佳奈。
CM出演などを経て2017年8月に『笑顔の作り方～キムチ～/ココロハレテ』でメジャーデビューしました。
背伸びしない等身大の女の子の心情を歌った曲が中高生から絶大な人気を得ているシンガーソングライターです。
Twitterでバズった15秒の『キムチ』動画
そんな彼女が広く知られるようになったきっかけは、本人がTwitterに投稿していた動画でした。
日常の何気ない出来事を15秒で弾き語るキャッチ―さと癒し系の笑顔が話題を呼び、一躍有名に。
特に『キムチ』という曲の動画は、あまりの可愛さにノックアウトされる人が続出、瞬く間に拡散されました。
現在（2019年9月時点）のTwitterフォロワー数はなんと37万人越え。InstagramやTikTokを合わせると約100万人という人気ぶりです。
可愛いだけじゃなく、音楽の才能もすごい！
『キムチ』以外にもたくさんの15秒弾き語り動画をアップしている足立佳奈。
動画の背景は自室だったり屋外だったり、時には学校で制服だったり。
何となく普段の日常生活が垣間見える、その距離の近さも人気の理由のひとつとなっています。
歌い終わったあとにポロッとささやく一言にキュンとしますね。
また、さり気なく演奏しているようでクオリティがものすごく高いことも特筆すべき点です。
アンジェラ・アキに憧れて音楽を始めたというだけあって、メロディは温かく、穏やかな雰囲気。
そこに乗る言葉選びがまた絶妙で、動画を見た後もフレーズがしっかり耳に残ります。
テレビ番組に出演した際にも即興でソングライティングしていましたが、サラッとこのクオリティを出せるのは天性の才能です。
シンガーソングライター・足立佳奈の素顔は？
デビュー当時は現役女子高生！
メジャーデビューした当時はまだ地元・岐阜県の高校に通いながら活動していました。
最初から所謂「二足の草鞋」状態だったわけですが、そんな多忙な状況だからこそ生まれた名曲も多々あります。
日常生活の一コマを切り取った歌詞に注目
15秒動画のオリジナル曲は全て学生生活の中でふと湧き上がった想いや風景から生まれたものだそう。
CMソング等に起用されて話題となった2ndシングル『フレーフレーわたし』も、もとは試験勉強中にふと思い浮かんだ曲だといいます。
サビのフレーズからは、勉強に行き詰った自分を鼓舞する様子が想像できます。
勉強中に違うこと始めちゃう「あるある」が元ネタというのも、女子高生っぽくて微笑ましいですね。
自分を励ましていた曲が、日本中を励ます応援歌に！
「自分を信じて努力しよう、チャレンジしよう！」というメッセージが込められた応援歌。
様々なメディアで流れ、大手企業のイメージソングにも起用されました。
その結果、試験勉強中の自分のために作った応援歌がたくさんの人を励ます曲へと進化を遂げたのです。
体操競技のオリンピック出場選手がMVに出演していることでも話題となりましたね。
