昔から描いてきた自分の理想の人生をバカにされるのって誰だってキツイですよね?
でもFacebookやTwitter、インスタなどのSNSがあるせいで、みんな人の目ばっかり気にしてしまうような時代になってしまいました。
だけどそんなの結局、自分が気にするほど誰も見てなかったりするのが実際のところだったりするんです。
だからそれをこの歌詞で見えない敵って言ってるんじゃないかと思います。
”結局敵なんていなくて、勝手に見えない敵を作って戦ってるだけなんじゃないか?”
そんなメッセージを感じませんか?
バカにされた気になっているだけで、自分の人生は自分のものでしかないんだし、そんな考え方なんてやめてしまえば前だけ向いてられるんです。
だから何も心配する必要なんてないんだから、生まれ変わった気で生きてこうよって言われてる感じがして気が楽になる歌詞。
この部分をIKEがソファーに座りながら語りかけるように歌うから余計に効いてくる感じがします。
サビ!
なんのために生きているのかが大事じゃない?
★
Oh 逃げないで 描いた夢から Baby
Oh 泣きたくて Oh 笑えなくて
Oh 忘れないで 蒼い衝動を Make it
Oh なんの為 Oh 生きてんの?
起死回生 Just one life
★
出典: JUST ONE LIFE/作詞:MOMIKEN 作曲:UZ
MVではここから映像がめちゃくちゃ激しくなっていくので、あわせて確認してみるとより感情が伝わってきていいかもしれません。
自分が描いた夢ってそんな簡単に叶うものじゃなかったりしますよね。
大人になるとついつい現実ばっかり見てしまってその夢を諦めてしまったり、夢すら持たなくなってしまったりする人も多くなります。
子どもの頃はあんなに笑顔で堂々と夢を語れたのに、大人になると何でできなくなってしまう人が多いんでしょうか。
それは現実が思っていた以上に厳しくて道半ばだったり、スタート地点にすら立っていないところで諦めモードになってしまうからかもしれません。
自分たちの親の時代は景気もよかったりしてもっと夢を見れる環境だったのかもしれないですが、私たちの時代は違います。
生まれた時から景気が悪いのが当たり前で、そんな中で現実主義になっていってしまうのは必然とも言えるものではないでしょうか。
夢を語っても、小学生くらいまでは子どもの語る夢だからと思われていたりします。
だからのびのびと好きなことをできる環境。
でも中学生くらいからは、夢を語っても堅実に生きる道を進められるようになるのが現実だったりします。
私自身もそうでした。
それでも結局、大学を卒業して会社員になって8年。それまでの仕事をやめてライターになりました。
ライター養成コースを受講していたのに、就活の時は自分の意志でスタート地点にすら立たなかったんです。
その時代の背景が…とつい言ってしまいそうになりますが、やりたいことよりも安定を求めてしまったのがその選択の答えでした。
結局わかったのは、安定的な収入があっても自分の心は満たされないということだったので、まだ無理の効く今のうちにと思ったのが道を変えたきっかけです。
大事なのは何のために生きているのか?
生きるためだけにお金を稼ぐ方がツライものです。
周りが勝手に作り上げた見えない”世間様”なんて、誰のために気にする必要があるのか、ちゃんと考えるべきタイミングをくれるのがこの曲ではないでしょうか。
え?!自己分析できちゃう歌詞?
共感されると前向きになれるよね
俺も同じだぜ Oh My friend
他に見当たりゃしない選択肢
やめる理由より もっと続ける理由を …探そう
いつもクタクタになったって
誰に拍手をされるでもない
こんな日々が続きゃ腐りたくもなる …だけど
見えない敵は誰?
知らないフリはなぜ?
出典: JUST ONE LIFE/作詞:MOMIKEN 作曲:UZ
自分の中でいろいろ考えながらこの曲を聴いていると、すごく共感してもらえてる感覚がしてきます。
夢と現実という言葉があるように、現実を見ればやめる理由はいくらでも出てきてしまいます。
たぶんミュージシャンとフリーのライターって似てるところがあって、自分で仕事を取るためには自分で人気を取りにいかないといけないから、収入が全然安定しないんですよね。
認めらないと仕事がもらえないし、仕事をもらえてもめちゃくちゃ単価が安かったりするとクタクタだけど誰からも拍手されない感じがします。
でもそういう負のスパイラルに入ってしまうと、自分がやりたかった理由とか目指す方向も見えなくなってしまったりして。
見えない敵って自分のことじゃないのかなって思ってしまいます。
続けていく理由だってたくさんあるはずなんですけど、自分自身がそれを知らないフリをしてしまうんですよね。
じゃあこの道を諦めたところで他に選択肢があるのか?って自分自身に聞いてみたら、全然見当たらないわけです。
そしたら自分は自分で決めたこの道を進んでいく以外にないよねって。
それがもうすでに続ける理由だったりするので、めちゃくちゃ前向きになれること言ってくれる曲だなって思いますね。
力強さしか感じない!
もう逃げる気にならないでしょ
Oh 負けないぜ 迫った現実に Baby
Oh 泣きながら Oh 笑ってやる
Oh 少しくらい痛み抱えて Make it
Oh 今日もまた 手を伸ばす
起死回生 Just one life
★繰り返し★
ボロボロで しがみついて あがいて もがいてやれ
そんなカッコ悪いくらい Do だって言うんだ?
起死回生 Just one life
出典: JUST ONE LIFE/作詞:MOMIKEN 作曲:UZ
ここまで聴き込めばあなたももう、目の前の現実がどれだけ厳しいものであっても負けないと言えるようになってきたのではないでしょうか?
泣きながら笑える強さは強い意志があってこそ成立するものです。
この強さがあれば少しくらい痛みがあったってMake it(やり遂げる。成功する。)って言い切れますよね。
絶望的と思われるような状況からでも一挙に盛返せます。
人生は一度きりしかないんだから今日もまた俺らと一緒に夢へ向かって手を伸ばしていこうよと言われたら、元気が出ませんか?
夢を実現して成功する人っていうのはだいがい泥臭いことをやってきてます。
だから今ボロボロで何かしがみついてたって、何とかしてあがいてもがいて必死に頑張るのはカッコ悪いことじゃないんですよ。
周りが今の自分を見てどう言おうが関係ありません。
今どうかじゃなくて、これから先の人生がどうなるかが大事なんですから。