夢を決して諦めず、ひたむきに努力していく主人公を描いていたSuperflyの「フレア」。
エネルギーに満ち溢れたその姿は、まさに太陽のようでした。
しかし心の炎を燃やし続けていくことは決して楽な道のりではありません。
それでも諦めずに燃やし続けられた人が、自分だけの輝きに満ちた人生を手にすることができるのでしょう。
これから先、どんなことが待ち受けているのでしょうか。
もしも諦めそうになったときには、Superflyの「フレア」を聴いてみてください。
再び心の炎を燃え上がらせてくれる力となってくれるかもしれません。
ここからは「フレア」の重要なワードやポイントをおさらいしていきます。
一部の歌詞を抜粋しながら、確認していきましょう。
辛いときこそ笑顔を忘れない
ほら 笑うのよ 赤い太陽のように
出典: フレア/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
毎日、地球に温かい光を与えてくれるもの「太陽」。
この「フレア」という楽曲の中で「太陽」という言葉はとても重要です。
太陽はいつも輝き続けている。
雲が邪魔をしていますが、雨の日だって雪の日だって、太陽が地球を照らさない日はありません。
それこそいつでも笑顔の人みたいに、明るさを絶やさないのです。
つまりこの楽曲が伝えたいことは、辛いときこそ笑顔を忘れないということ。
悲しいことや辛いことがあると、どうしても顔が曇ってしまいます。
しかしそんな時にこそ笑顔でいることができれば、その明るさが伝染していくのです。
周りの笑顔から自分の笑顔に、自分の笑顔から周りの人たちに。
このような、温かい世界が生まれていくのでしょう。
この場面からは「もう少し頑張ってみよう」と思わせてくれるような前向きさがあります。
心の灯火
炎の声よ
出典: フレア/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
「フレア」に登場する「炎」とは、自分自身の命のことを指しています。
それぞれに灯っている熱い心は、命そのものなのだという意味になるのでしょう。
生きているということは、この「灯火」が宿っているということになります。
この歌詞が伝えたいことは「自分自身の気持ちをしっかり考える」ということです。
生きていくために周りに流されて辛いと思うのではなく、生きていくために自分自身で立ち向かう。
そしてそんな困難に直面したときは、上記で説明した「笑顔を忘れない」ことが大事。
心の火を絶やさないように「情熱」的な気持ちを忘れないようにしていきたい。
朝ドラ「スカーレット」の主人公も、そのような「情熱」の持ち主でした。
決して自分の中にある火を絶やさないように困難に立ち向かう姿は、観ている視聴者の心にも火をつけたのでしょう。
この歌詞からは、自分に「大丈夫」と言い聞かせて前に進み続ける姿が想像できます。
「フレア」の言葉の意味とは
「フレア」に登場する言葉に共通しているのは「燃えている」ということです。
これは生命を意味していることであり、それは私たち全ての人間が持っているものになります。
勇気や愛などもこの「生命」と直結しているのでしょう。
たったひとつの火では、すぐ消えてしまうかもしれません。
しかし、たくさんの人と繋がることで「火」が大きくなり「炎」になります。
「スカーレット」の主人公も、ひとりぼっちになることはありませんでした。
そうやって人と人が繋がっていくのだと、この楽曲は教えてくれます。
「フレア」は、そのような人との繋がりも感じられる温かい楽曲です。
番外編:朝ドラ主題歌特集!
朝ドラの歴代主題歌第1号「夢こそ人生」
あなたと出逢い あなたを愛し
夢が人生つくるんだ
出典: 夢こそ人生/作詞:岩谷時子 作曲:山本直純
「夢こそ人生」は、朝ドラとしては32作品目である「ロマンス」の主題歌です。
朝ドラの世界観をより引き出し、視聴者を虜にする要因のひとつだと感じられます。
「夢こそ人生」を歌ったのは、この物語の主人公である芹洋子さんと榎木孝明さんの2人です。
また、朝ドラにオープニングソングが定着したのはこの「ロマンス」が初めになります。
歴代の第1号としてふさわしい楽曲です。
歌詞にあるように、夢をみることは悪いことではないと言っているように聴こえます。
その夢を叶えるために頑張っていく姿が読み取れる楽曲です。
ひよっこOP「若い広場」
君と交わしたキッス あれが青春だったかな?
指を絡め 星を見上げ ふたり寝転ぶ屋根の上
出典: 若い広場/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐
2017年8月に発売された桑田佳祐さん5枚目のアルバム『ガラクタ』に収録されています。
「若い」とあるように甘酸っぱさが感じられる歌詞です。
朝ドラの「ひよっこ」でも、キュンキュンしてしまうシーンが多々ありました。
その様子と重なって、この楽曲を聴くと「あの頃を思い出すようだ」という方も少なくないはずです。
特に抜粋した歌詞からは、そんな時代を思い出してしまうような胸キュンワードが確認できます。
「若い広場」は、そんな青春を感じられる楽曲です。