孤独の中で見つけた答え
I wanna be wanna be
逃げ出した黒い僕に どうやって?
I'm tryin' I'm tryin'
未知数な領域をぐるぐる回んのさ
その僕が僕に帰る瞬間は
It's just time!
Now I'm here, now I stand, when I'm playing on my stage
出典: どっぺるゲンガー/作詞:Taka 作曲:Taka
「黒い影」を連れ戻そうとあてもなく探し回る僕。
どこへ行っても、何をしても自分を取り戻すことができないもどかしさを感じています。
自分が何をしたいのか?
自分が居るべき場所はここなのか?
今何をするべきなのか?
こんな答えのない漠然とした不安から解き放たれる時があります。
僕が等身大の自分に戻ることができる時間。
それは、ステージに立ち心のままに歌っている瞬間です。
Takaさんはステージで歌っている時、こんな風に感じているのかも知れませんね。
このままじゃダメになる…
僕を蝕むもの
情報や利益、自分の都合と一緒に付けられた
僕の住む体はもう変色して腐る一歩手前
徐々に蝕んで溶かすそいつらは
あたかも「始めから君の中にいました。」
みたいな顔でその場をやり過ごすんだろ?
もしこのまま僕がここにい続ければ
僕も溶けてなくなるよ
出典: どっぺるゲンガー/作詞:Taka 作曲:Taka
これまで僕を律していた「黒い影」が出て行ったので、怠惰で弱い僕だけが残っています。
成すべきことを何もせず、何も考えず、ただ時間に流されて生きています。
そうして過ごしているうちに体も心も病んでいくのです。
そして、怠惰で弱い自分でいることに慣れ自分を見失ってしまう。
「溶けてなくなる」というのは、こんな状態を表現しているんだと思います。
自分が何者で、これからどう進んで行けばいいか教えてくれていた「黒い影」。
僕は彼を求めているのでしょう。
このままじゃいけないと思っています。
では、僕はどうするのでしょうか?
自分の道を見つける
I wanna go wanna go
区切りすら無い場所へ
You're a stranger
I'm alone I'm alone
それでもブレずただ自分信じんのさ
ただそうやるべきことはひとつだけ
それ以外はない
What I hear and what I play, they're everything in my heart
Can't you see that?
出典: どっぺるゲンガー/作詞:Taka 作曲:Taka
僕は自分がやるべきことを見つけました。
自分自身と向き合い、自分の心の声に耳を傾け自分が正しいと信じた道を進んで行こうと決めたようです。
「黒い影」というコーチのような先生のような存在を頼って生きてきた弱かった僕。
僕は今自分の足で立ち上がり、一歩踏み出したのです。
これまでずっと僕を守っていた「黒い影」からの卒業です。
「黒い影」は独り立ちする僕をどこかで見ていることでしょう。
まるで保護者のように。
「黒い影」との決別
「黒い影」に対する独立宣言
たとえもう僕があの鎖に繋がれても
君の指示を受けるつもりはない!
出典: どっぺるゲンガー/作詞:Taka 作曲:Taka
自分の足で歩き始めた僕には、もう鎖も保護者も必要ありません。
保護者のような「黒い影」に対する独立宣言とも言えるフレーズです。
「黒い影」を失い途方にくれていた僕は、もう居ません。