1 ドラマ主題歌

お仕事コメディドラマ

aikoの待望の新曲【愛した日】は音楽配信サイトから2019年3月8日にリリース。

テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ「私のおじさん〜WATAOJI〜」主題歌として制作されました。

ドラマは新人ADと妖精おじさんの繰り広げる、お仕事コメディドラマ

ドラマで勇気をもらった方も多いと思います。

この楽曲は、歌詞がドラマの内容にぴったりと評判も高いです。

aikoもドラマの内容を受けて、この楽曲を制作したということですがどんな内容なのでしょうか。

前へ進む主人公

作詞・作曲AIKO

AIKOとaikoは同じ人です。

日本音楽著作権協会に申請したのがAIKOだったため楽曲制作にはAIKO表記を使用しているそうです。

aikoの歌はいつも恋愛のみずみずしい感性を教えてくれるのではないでしょうか。

この楽曲では、一人の女性の前向きな恋の感情が表現されています。

主人公は毎日空を見上げているのですが、その理由とはどんなものなのでしょうか?

彼女の忘れられない恋の思い出とともに、そのストーリーを紐解いてみたいと思います。

2 【愛した日】の歌詞を考察

とても恋しい人

たまにあなたがとても恋しくなるよ
随分会ってないせいかな

出典: 愛した日/作詞:AIKO 作曲:AIKO

主人公と恋人は、現時点で別れている状態なのがわかります。

二人はどのくらい会っていないのでしょうか。

恋しいという言葉は、過去を思い出してすごく会いたいと思うこと。

この時点で主人公が想う人は、すでに会っていなくて時間が経過していることがわかります。

さりげなく歌い出される雰囲気から失恋の痛みというより、ぼんやり思い出された感じがします。

それは仕方ないし 自然とそうなったし
あなたもあたしも止めなかったし

出典: 愛した日/作詞:AIKO 作曲:AIKO

離れ離れになることを、お互いに止めるものがなかった。

恋が自然消滅した、ということなのでしょうか。

主人公は、消えた恋人を恨んでいる様子も全くないです。

この余裕と漂っている雰囲気が大人の女性を想像させます。

もしかしたら、この恋人に出会えたから大人になれた、という素敵な人だったのかもしれません。

二人にとって、この恋はどんな存在だったのでしょうか?

二人の恋

緩やかに弧を描く耳を優しく触って

出典: 愛した日/作詞:AIKO 作曲:AIKO

主人公は、恋人を愛した日のことを思い出しているようです。

主人公は恋人の耳をなでている場面を思い出しているのではないでしょうか。

もしそうだとしたら、とても満たされた幸せな記憶として、思い出されているのだと思います。

過去の美しい思い出は、このフレーズによりスローモーションのように幸せな映像となって目に浮かぶようです。

そしてその記憶は、主人公にとってかけがえのない経験になっているのではないでしょうか。

経験はいつか思い出となり記憶となり、血となり肉となって、主人公の人生を形作っていきます。

たった1行のフレーズですが、主人公にとって消しがたい瞬間であることがよく伝わってくると思います。

3 青空に向かって

平気と青空