ユニット「156」のメンバーとは
欅坂46から、新しく誕生したユニット「156」。
上村莉菜、尾関梨香、小池美波、長沢菜々香、原田葵、米谷奈々未(50音順、敬称略)で構成されたユニットです。
かわいい系のメンバーを集めましたという印象を受けます。
156のメンバーが決定した当初、特に共通点が無く新ユニットの名前を何にするかで行き詰っていました。
そんな中、メンバーの一人である尾関梨香さんが156のメンバーの身長が全員150cm台だということに気付きます。
試しにメンバーの平均身長を計算して出してみたところ156cmだったことから156(イチコロ)と名付けられました。
平均身長が、そのままユニット名の由来になるとは、なかなか斬新ですね。
156は(イチコロ)と読むことから、「ファンをイチコロにする」という意味でも浸透していきそうです。
「僕も私も156の曲を聴いてイチコロになりたい!」というファンが出てきそうですね。
そんなユニットですが、現在では156メンバーの中からグループ卒業者が出てしまいました。
156ファンとしては大変残念なことです。
卒業者が出た後もこのユニットが継続するのかは分かりませんが、楽曲は残り続けます。
今回は彼女たちの楽曲「バレエと少年」について紹介していきましょう。
1番の歌割りとは
「バレエと少年」は独特な曲調をしています。
曲の最後には4分の4拍子から8分の6拍子に変化するのが面白いですね。
これまでの欅坂46の楽曲にはなかった、不思議な曲の運びをする楽曲です。
幻想的で、人形劇の世界に誘われたかのような世界観が魅力です。
そんな「バレエと少年」の歌割り。まずは1番について見ていきましょう。
ここのパートは全員で歌う
隣に住んでた 青い瞳の少年
覚えてるよ Time goes by
Love あの頃は 恋だと 知らなくて こっそりと
Love 憧れて 窓から 眺めてた 秘密は
初めての異性 ときめいた痛み 今どこ?
出典: 出典:バレエと少年/作詞:秋元康 作曲:中村泰輔
冒頭のパート、ここは156メンバー全員で歌います。
当初、恋という感情を知らずに、ただ憧れで青い目の少年のことを見ていました。
すると、徐々に憧れから恋が芽生え、初めて男を異性と認識し、恋特有の胸の痛みも初めて知った。
といったところでしょうか。冒頭から切ない感じがしますね。
今振り返ると、あの痛みは恋だった。
そのことに気がついた主人公は、当時の思い出を振り返っているのでしょう。
今でははっきりと恋だと分かる。
彼女にとってこの「少年」へ抱いた想いが初恋なのではないでしょうか。
その頃に抱いていた心の痛みは、いつの間にかどこかへと消えて行った。
時の流れの切なさを感じる歌詞です。
しかしそれでもその頃の記憶を覚えているのは、彼女にとってこの記憶が大切なものであるということを表しています。
2人の間にどのような出来事があったのでしょうか。
それはこの後の歌詞で徐々に明らかになっていきます。
「少年」は誰か
ロシア語が書かれたチョコレート
庭先で少年にもらった
出典: バレエと少年/作詞:秋元康 作曲:中村泰輔
この「少年」は「隣に住んでた青い瞳の少年」と推察することができます。
ロシア語が書かれたチョコレートという文言。
この少年はロシア人ではないかということも推察できますね。
ロシア語の内容がどのようなものだったのかも気になります。
この楽曲の主人公は日本人であることが予想されます。
ロシア語を知らなかった主人公は、もしかしたら会話は出来ずじまいだったのかもしれませんね。
しかし彼女の記憶の中に未だにその思い出があるということは、チョコレートを貰って嬉しかったことは間違いないでしょう。
それまでずっと声をかけたかったけれど、ただ見ているだけだった少年。
彼の方からそうしてチョコレートを貰えたことで、自分の存在を認識してもらえていることを知ったのかもしれません。
パート割りは小池美波と原田葵
このパートを担当するのは、小池美波さんと原田葵さんの2人です。
この2人と言えば、テレビ東京の番組「欅って、書けない?」のロケ中に手を繋いで歩く。
電車から一緒にジャンプするなど、仲睦まじい姿がたびたび見受けられます。
小池美波さんのブログでは、原田葵さんが小池美波さんの膝の上に座って甘えてきたことも紹介されています。
本当の姉妹みたいですね。
切ない別れ
引っ越してしまう「少年」
お返しに何をあげようかと
迷ってるそのうちに引っ越した
出典: 出典:バレエと少年/作詞:秋元康 作曲:中村泰輔