「シンデレラグレイ」/米津玄師のタイトルに隠された意味とは...！？ミステリアスなPVの意味も解説！

CDの売上枚数が下がったとか、地上波の音楽番組が減少した…など、ややネガティブな話題が多い日本の音楽業界。

そんな日本の音楽業界に、キラ星のごとく現れた次世代のアーティスト、それが米津玄師です。

音楽業界からも、一般のファンからも評価の高い米津玄師について、まずは基本情報をお伝えします。

米津玄師（よねづけんし）は、1991年3月10日生まれなので、2017年11月現在、26歳です。

“玄師”というのは、珍しい名前なので、芸名と思われがちなのだそうですが、本名です。

出身は徳島県徳島市、四国の人なのですね！

徳島市は“阿波踊り”でも有名ですが、彼も地元にいた頃は阿波踊りの行事に参加とかしていたのでしょうか？

高校まで徳島市にいた米津玄師ですが、高校卒業後は大阪にある美術専門学校に進学します。

彼は米津玄師としてデビューする以前に“ハチ”という名義で、ボカロ曲をたくさん制作していました。

彼の作成したボカロ曲は、ニコニコ動画にアップされ、それらの曲の多くは大変なヒット作となりました。

こうしたボカロ曲の作成は2008年～2009年頃のことで、2009年には当時の彼のサイトが「WebMoney Award 2009」において「enjoy. Award 2009 ダイヤモンド賞」を受賞しています。

2008年頃から“ハチ”名義で作品を発表していた米津玄師は、ネット界隈では当時すでに有名なボカロPとなっていました。

では、彼が“ハチ”ではなく、“米津玄師”として一般に認識されていったきっかけは何だったのでしょうか？

業界関係者やネット界隈の人以外に、彼の存在が知られていったのは、おそらく、1stアルバム「diorama」の発表が大きいと思います。

「diorama」は全14曲の入ったアルバムで2012年5月16日にリリースされました。

「diorama」は、米津玄師の名前が一般的まだあまり知られない中で、2012年5月の月間オリコンチャート10位にランクインした作品です。

このアルバムには、彼のライブでほぼ毎回演奏される「ゴーゴー幽霊船」などが収録されています。

米津玄師の1stアルバム「diorama」の収録曲一覧はこちらです。

米津玄師が有名になってから、改めて人気が出た「vivi」なども収録されています。

さて今回の記事では、「シンデレラグレイ」という曲にスポットを当てています。

ここからは本題である「シンデレラグレイ」についてご紹介していきます。

米津玄師の曲の中には、「サンタマリア」や「Flowerwall」など、シングルとしてリリースされた後に、アルバムに収録される曲もあります。

しかし、今回取り上げている「シンデレラグレイ」については、シングルカットはありません。

「シンデレラグレイ」は2016年10月7日にリリースされた、米津玄師の3rdアルバム「Bremen」に収められた楽曲で、NTT西日本の企業CM『NTT西日本　スペシャルムービー』のタイアップ曲となりました。

「シンデレラグレイ」の収録された「Bremen」は全14曲を収めたアルバムで、ニコンD5500のCMソングとなった「Flowerwall」や、ツイキャスで披露され話題になっていた「ミラージュソング」が収録されています。

オリコンチャート1位も獲得した「Bremen」は、2016年11月20日に、第57回日本レコード大賞の「優秀アルバム賞」を受賞したことが発表されました。

米津玄師の名前をさらに世の中に知らしめた「Bremen」に収録されている楽曲は次の通りです。