消えそうなくらい 輝いてて 消えてくれなくて
泣きそうなくらい 近付いてて 届かなくて

出典: プラネタリウム/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

願う気持ちは眩しすぎるものですが、消えることなく灯り続けます。

変わろうと願うことで、もう変わりたい自分には近づいているのです。

バンプオブチキン「プラネタリウム」の歌詞に隠された意味とは?の画像

見えなくても 輝いてて
触れようと 君の名前を呼ぶ
一番眩しい あの星の涙は
僕しか知らない

出典: プラネタリウム/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

窓から見えるのは現実の星。いつもの町並み。

その家々の中で、それぞれの暮らしがあって、憧れの人もその家々の明かりの中で暮らしています。

変わっていこうとその人に伝えたくて名前を呼びます。

そして、自分がどんな風に想い悩んで、変わろうと決意して、苦しくても進もうともがいたことは自分自身が一番知っているのです。

消えそうなくらい 輝いてて
触れようと 手を伸ばしてみた
一番眩しい あの星の名前は
僕しか知らない

いつだって見付けるよ 君の場所は
僕しか知らない

僕しか見えない

出典: プラネタリウム/作詞:藤原基央 作曲:藤原基央

そして、締めの歌詞では1番のサビを繰り返します。

さらにその後の歌詞では君の居場所について歌っています。

変わろうと決意出来た自分だからこそ、今度は僕にしか見えない光を誰かに手渡していきたいという決意が見えるような気がします。

ここでの「君」は前の自分のように変わりたくても変われない誰かのように想像できます。

その誰かを見つけて手を差し伸べてあげることが今度はできるし、自分だからこそなれる誰かにとっての光を灯していこうという気持ちが感じ取れます。

最後に

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藤原基央自身が経験した少年時代の経験を歌にした「プラネタリウム」。

少年時代の思い出は色褪せることなく心のプラネタリウムの中で息づいているものです。

大人と子供の狭間で何者にもなれずにもがいていたあの頃。

ひとつの確かな想いを持ち続けることで理想の自分に手を伸ばすことができる、そのために心の灯火を絶やさぬようにと教えてくれているように感じます。

ひとつの物語を綴るように描いた世界。

それは藤原基央の物語であり、みんなの物語なのではないでしょうか。

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