人気デュオ「ゆず」!

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ゆずは、路上ライブをやるストリートミュージシャンから有名になった、アーティストです。

愛や平和を願うような優しい曲や、人を笑わせたり楽しませたりする曲が多く、「ラブ&ピース」なミュージシャンだと言われています。

教育界でも、ゆずの曲ならば間違いが無いと言われて良く使われます。

そのためかNHK紅白歌合戦の出場オファーも早く、1999年に受けますが、「まだまだ出れるような実力ではない」と謙虚に断ります。

その後、2003年・2004年・2009年・2011年・2013年・2015年・2016年と、7回も紅白歌合戦に出場します。

北川さんがライブ中にファンのことをゆずっこ」と勢いで呼んでしまったため、ゆずファンのことを「ゆずっこ」と言うようになりました。

公式ファンクラブは1998年10月に発足され、「ゆずの輪」といいます。

ライブ前に、ゆずも含めたスタッフ全員「ラジオ体操第一」をやるそうです。

スタッフさん達を見下すことなく、対等に考え、仲間意識が強く、大切に思っているのが伝わります。

ライブ後、アンコールはコールをするのではなく、観客全員でゆずの曲を大合唱するのが定番だそうです。

歌われる曲は、ファン次第で毎回違うようですが、「贈る詩」が多いようです。

また、ダンスコーナー」などもあるそうで、楽しい時間になること間違いなしです。

ぜひ、ライブに行って頂きたい、おすすめのアーティストです。

ラブ&ピースな、ゆずらしいなと思うライブがあります。

毎年12月22日の冬至の日に、無料ライブが行われてきました。

冬至にゆず風呂に入る習慣があることから、始まったそうです。

このライブは、録音録画をしてもいいかわりに、当日の朝まで開催場所は明かされません。

しかし、残念なことに、今年2017年12月22日の冬至ライブが最後になるそうです。

また、いつの日か行われる可能性はあるそうですが、昔より有名になってしまったため、警備や場所など様々な問題が多いようです。

終わらない歌ってどんな曲?

終わらない歌が出来上がるまで

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この曲の前作「OLA!!」で手応えを感じた所から始まります。

その曲同様に、「音楽が国境を越えていく」をテーマに、次のアルバムのメインをはれるような曲を作ろうと思ったそうです。

そして、テレビで最年少のノーベル平和賞を受賞したマララさんを見て伝えようとしていることに感動し、

また、日本も戦後70年という節目の時期で、この2つが北川さんの中で合わさり、

今まで作ったピースフルな曲よりさらに発展させた、ゆずなりの「平和の賛歌」を作りたかったそうです。

サビの部分の曲と歌詞が、ほぼ同時に浮かび、ファンファーレのように鳴り響いたそうです。

そのため、マーチのリズムが、歌詞と混ざり、素晴らしく、個性的な曲となり、人々の心に響きます。

また、前作の「OLA!!」の時からの繋がりで、ヒャダインさんにも作詞、作曲に参加してもらっているそうです。

マーチングサウンドに、ゆずの定番とも言える アコースティックギターをどうやって、どれくらい入れるかという所に、相当こだわったそうです。

また北川さんは、自分に子供が産まれたこともあり、よりいっそう自分だけの未来ではなくなりました。

そして、未来の子供たちに大人としてなにを残せるのかを考えるようになったそうです。

そして、導き出した答えは 「聴く人を導く“フラッグ=旗振り”となる楽曲 そんな曲を作ることでした。

今回の終わらない歌は、まさにそんな曲で、マーチングの先頭で旗を振りながら歩く指揮者。

そんな風に、人を導く歌になっていると思います。

シングルに込められた想い

終わらない歌のカップリング曲に「二人三脚」「みらい ~弾き語りVer.~」という曲があります。

「二人三脚」は、「ゆず 弾き語りライブ2015二人参客in横浜スタジアム」のテーマソングです。

ゆずの中でも珍しくタイトル通り「二人三脚」、共同作業で作られた曲で、お互いがやらないことをやるから転調したりして、楽しく作ることができたそうです。

また「みらい ~弾き語りVer.~」という曲です。

この曲は2009年のバラード曲ですでにリリースされていた曲でした。

「終わらない歌」と「二人三脚」の2曲でもシングルとして成立すると思ったそうなのですが、何か物足りない気がしたようです。

そして、セルフカバーを一緒に入れられないかと思い、話し合っていると、岩沢さんが「みらい」を提案し、北川さんがすごくいいなと思ったそうです。

この曲は、ゆずのふるさとの横浜を想って作られた曲です。

この曲を、路上ライブをやっていた時のように、臨場感あふれる弾き語りに聞こえるように収録し、3曲目としました。

ネット配信が進む中、シングルを出すのだから、その意味を持たせたかったのだそうです。

そして、このシングル、当時のゆずの状態を表す一枚になったと自信を持ってリリースしています。

賞をとったMV!

「終わらない歌」のMVは、「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」「VIDEO OF THE YEAR」を受賞しました。

このMVは、鎌谷総次郎さんが監督をしています。

舞台は、とある町の時計台なんだそうです。

何百年も時を刻んだ時計台の中には、過去に脚光を浴びた人形達が、今はガラクタとなって適当に保管されている。

その中のガラクタとなった人形として、ゆずが登場します。

そのゆずが、壊れた人形たちを、ツギハギしながら治しています。

そのツギハギが、人種の垣根を越えていくことを表していて、この曲のテーマでもあった「音楽は国境を越えていく」を表現していると言えます。

そんな深い意味が込められているため、「VIDEO OF THE YEAR」を受賞できたのだと思います。

深い歌詞をピックアップ!

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聴く人を導く「旗振り」となる楽曲

高らかに鳴り響く 心つなぐ 終わらない歌よ
掲げた夢の旗 どんな世界が待っている
どこまでもゆこう 君となら

出典: 終わらない歌/作詞:北川悠仁 作曲:前山田健一

掲げた夢の旗というのが、「聴く人を導く“フラッグ=旗振り”となる楽曲といった、ゆずを思わせます。

音楽で世界中の人を導きたい。そんない気持ちがあふれているように感じます。

世界中にピースが届くように

やがてミュージック 地球駆け巡る
たとえパスポートがなくたって 何処へでも

出典: 終わらない歌/作詞:北川悠仁 作曲:前山田健一