一つの職業としてアイドルをやっていくには「恋愛禁止条例」はつらいルールです。

恋愛感情は止められないし絶対に何かあるのに…

一人きりは寂しいよね 秘密くらい作りたかった
携帯のメール送ればすぐに返る愛がすべて
知らず知らず魅かれて大事な人になった
そんな自分を責めずに運命の糸感じなさい
いつでも誰か恋してる 感情は止められない
男と女がいれば絶対に何かある 化学反応

出典: 恋愛禁止条例/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

“秘密くらい作りたかった”とは、恋愛禁止で孤独を感じているAKBアイドルたちに“秘密くらい作ってもいいよ”と言いたいのでしょうか。

さらに“そんな自分を責めずに運命の糸感じなさい”ときて、“感情は止められない 男と女がいれば絶対に何かある”。

こんな歌詞を唄わせといて、恋愛禁止というルールが実際にあったとしたらアイドルって本当につらいなと思います。

それを“化学反応”で終わらせる秋元康もさすがですね。

ロマンスの導火線

「恋愛禁止条例」はロマンスの導火線だから“火気厳禁”です。

恋愛禁止条例を火気厳禁で終わらせる

どこかで誰か恋してる
いけないとわかっても もしあきらめられるなら本当の恋じゃない
恋愛禁止条例はロマンスの導火線
隠さなきゃいけないから情熱が溜まるだけ
火気厳禁

出典: 恋愛禁止条例/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

恋愛は禁止だからとあきらめられるなら本当の恋じゃない。恋愛禁止条例はロマンスの導火線なんですね。

恋愛禁止条例に縛られた中で隠れてする恋愛の情熱は溜まりに溜まって発火寸前なのでしょう。

だから、火気厳禁なんですね。

まとめ

AKB48チームA 5th Stage公演楽曲となった「恋愛禁止条例」の歌詞情報と公演内容についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

アイドルの暗黙のルール「恋愛禁止条例」

「恋愛禁止条例」は、総勢15名のAKB48チームAメンバー+サポートメンバーで公演が行われました。

また、AKB48だけでなくチーム研究生公演やJKT48、SNH48などにも楽曲が使用されていることから、「恋愛禁止条例」が非常に人気の高かったことがわかります。

2010年の公演ですから7年前のものになりますが、今観ても新鮮さ感じることができます。約1年7カ月におよぶ超ロングラン公演となったこともうなずける内容です。

2010年の公演から後も、2012年にインドネシアを拠点とするJKT48 、中国を拠点とするSNH48、NMB48などにも受け継がれていきました。

「恋愛禁止条例」は、アイドル界の暗黙のルールであり、宿命ともいえる「恋愛禁止条例」というルールを題材にするという大胆な内容の楽曲歌詞です。

暗黙とはいえ「恋愛禁止条例」というルールを破ってしまった菊地あやか。

解雇事件を背景にしながら、それを逆手にとってこんな大胆なタイトルと歌詞の楽曲を発表した秋元康プロデューサーの図太さが際立っていて少し恐怖すら感じられます。

プロディーサーの図太さは別にして、アイドルも一人の女性です。

「恋愛禁止条例」はとてもつらいことだと思いますが、やっぱりアイドルのファンとしてはいつでも純粋であってほしいというのは勝手な気持ちでしょうか・・・。

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