「4月の雨」収録情報をチェック!
11thアルバム「泡のような愛だった」
収録曲
1 明日の歌
2 染まる夢
3 Loveletter
4 あなたを連れて
5 距離
6 サイダー
7 4月の雨
8 遊園地
9 透明ドロップ
10 君の隣
11 大切な人
12 キスの息
13 卒業式
出典: 泡のような愛だった/aiko
aikoのメジャー通算11作目となるアルバム「泡のような愛だった」の7曲目に「4月の雨」は収録されています。
前作「時のシルエット」から約2年ぶりとなる、ファン待望のオリジナルアルバム。
タイトルにも入っている"泡"に関連する言葉が、楽曲のあちこちで歌われています。
切なく弾け消えてしまいそうだけれど、目や耳に確かに残っている、そんな恋心が感じ取れる一枚です。
aikoのキャリア初の配信リリース
シングル・アルバムとして発売される前に、先行配信リリースされた「4月の雨」。
配信リリースはaikoのキャリア初でした。
配信リリースの3ヶ月後に「Lovelette」との両A面シングルとして、メジャー通算30作目となるシングルCDが発売されました。
「あなた」を思い続ける、歌詞の意味とは?
続いて、「4月の雨」の歌詞をご紹介します。
aikoのコード進行は複雑なものが多数。じっくり練習してから挑みたいところです……!
皆さんは「4月の雨」の「あなた」をどう解釈しますか? 読みながら一緒に考えていただければ幸いです!
変わらずに紡ぐ「あなた」への想い
遠くまで届いているだろうか 時々不安になるけれど
あの日めくったページの先には あふれる程書き殴った想い
出典: 4月の雨/作詞:AIKO 作曲:AIKO
「遠くまで」と歌うのは、物理的距離なのか、心の距離なのか。
出会ってからたくさんの想いを重ねて、たくさんを伝えてきたつもりでも、その想いが届いているか不安に思う恋心でしょうか。
はたまた、これはaikoが想うファンへの気持ちかもしれません。
「一番前から一番後ろまで届きますように」と、一人一人の目を見て、指をさし歌ってくれるaikoの姿が浮かびます。
こぼれそうな涙の奥の潜む意味に気が付けなかった
何年も何年も前の遠い昔が 今でも昨日の事のよう
出典: 4月の雨/作詞:AIKO 作曲:AIKO
今思い返せばわかる悲しみの意味も、あの頃はわからなかったな。もっとこうしてあげればよかった。
そうやって振り返る何年も前の記憶が、昨日のことのように思い出せるのは、今でも変わらず大切に想っているから。
そんな風に読み解けます。
同じ時を生きる「あなた」に、何を伝えたい?
4月の雨
ゆっくり肌を濡らす知らせ
あなたもどこかで同じ時を生きている
出典: 4月の雨/作詞:AIKO 作曲:AIKO
出会いと別れが連想される4月という季節に、しっとり降る雨が切なさを倍増させる。
誰かと出会って、誰かと別れて、そんな中で心にふと浮かぶのは、ずっと思い続けている「あなた」のこと。
離れていても同じ時間の中生きていることを、切ないながらも嬉しく思う。
同じ時を生きているから、また会える?
同じ時を生きているから、わたしも頑張れる?
どのように「あなた」を想っているのか、ここではまだ見えてきませんね……。