別れを後悔する思い
「あなたはそのままでいてね」と
冬が終わる日に君は言った
はぐれていくその手を僕は握り返せなかった
雪はただ舞い落ちて “それぞれ”がはじまる
出典: https://twitter.com/se_ga_hikui/status/880797365224914945
春とともに訪れた別れを止められなかった後悔を表しています。
本当は別れたくなかった、若い青春時代の美しさを手放したくなかった思いが現れる歌詞です。
別れは悲しみだけじゃない
きっと僕らが生きる明日は
悲しいけどもうひとつじゃない
それでも君がくれたぬくもりだけが胸にあるんだ、
僕らが見たのは青春のすべて、忘れはしないよ。季節が変わっても…
出典: https://twitter.com/rena_8mrkm/status/875381882845773824
悲しいけれどもう一つではないというのは、完全な別れが来てしまったということ。
今まで一緒に未来を夢見て歩んできたパートナーを失ったことを表現しています。
そのパートナーは必ずしも恋人とは限りませんが、それは聴く人の解釈次第。
別れてしまったけれど、今まで学んだことや心が通じたことを胸に、違う未来を歩いていこうという決意が現れています。
聴く人の涙を誘う歌詞
いつの日かまた春が来たら
今度こそはちゃんと伝えるよ
君に出会えてよかった
僕は明日も生きている
出典: https://twitter.com/rena_8mrkm/status/875381882845773824
歳月が経って、再び春がやってきたら同じ様な別れは選ばないと前向きな気持ちを表現しています。
別れを悲しむのではなく、美しい青春時代を慈しみ、その思い出や温かい気持ちを糧に未来へ歩んでいく主人公の強さを最後に表現して楽曲は終わります。
その悲しみと前向きな気持ちが、聴く人の涙を誘います。
「青春のすべて」のパート分け
すれちがう若者達に あの頃の僕らを重ねた
やんちゃな夢に はしゃぐばかりで じゃれあうように青春を生きてたね
:青春のすべて
出典: https://twitter.com/KJ8song_bot/status/908160744625078272
歌い出しは渋谷すばるさんと村上信五さんが歌います。
「さよならを〜」からは横山裕さんと丸山隆平さんが歌います。
次のセクションからは錦戸亮さん、安田章大さん、大倉忠義さんのソロ。
「きっと僕らが」のサビは全員で歌います。
2番は渋谷さんと横山さんのソロを挟み、丸山さん、村上さん、錦戸さんのソロ+3人の歌となります。
大倉さん、安田さんのソロの後全員のサビです。
ソロは各メンバー1〜2ヶ所
どのメンバーもソロがあり、メンバー同士や全員で歌うところがあります。
誰が特に目立つといった印象はなく、曲全体でソロは1~2ヶ所程度。
基本的には単旋律のシンプルな歌声で、清潔感ある雰囲気でまとめています。
コード進行はどうなってる?
「青春のすべて」の魅力は、そのメロディックでしんみりとした曲調にもあります。
聴く人に感動を与えるのは歌詞だけではなく、コード進行の美しさ。
全体的にコードはシンプルで、メロディーを引き立たせるようなコード進行となっています。
AメロBメロの後、繰り広げられるサビの部分のコードをご紹介します。
きっと僕らが生きる明日は
悲しいけどもうひとつじゃない
出典: https://twitter.com/KJ8song_bot/status/908160744625078272
「きっと僕ら〜」の部分はGのワンコードで、「悲しいけど〜」もDonF#のワンコードといった具合に、サビはかなりシンプルな出だしとなっています。