GLIM SPANKY
松尾レミ:ボーカル・ギター担当
亀本寛貴:ギター担当
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/GLIM_SPANKY
GLIM SPANKYは2人組の音楽ユニットです。
高校在学中に松尾レミさんが4人組のバンドGLIM SPANKYを結成しました。
後にメンバー2人が脱退することになり、そこに高校の先輩にあたる亀本寛貴さんが加入することになりました。
「閃光ライオット」のファイナリストに選出された頃は4人組だったものの、翌年にはベースとドラムが脱退することになり、現在の形になりました。
GLIM SPANKYの音楽
GLIM SPANKYといえばブルースロックというイメージがあります。
2人とも洋楽を沢山聴いて育ってきたので、洋楽に影響されています。
ヴィンテージロックという言葉もよく使われるようですが、古い機材を使っている訳ではありません。
70年代の音楽に影響を受けつつも、自分たちのフィルターを通し、GLIM SPANKYの音楽にしています。
GLIM SPANKYはテレビ業界や音楽業界で長く活動している方から、沢山の指示を集めているようです。
GLIM SPANKY「愚か者たち」
「愚か者たち」は2018年1月31日にリリースされた3rdシングルです。
GLIM SPANKYは配信限定や7インチアナログ盤でリリースすることがあるため、CDとしてリリースされるのはまだ3枚目のようです。
新曲は3曲収録されており、バラエティに富んだ作品といえるでしょう。
まずは大まかにその3曲を紹介させて頂きます。
「愚か者たち」
「愚か者たち」は映画『予告犯』の主題歌として書き下ろされました。
楽曲が2017年1月頃に制作されました。2017年6月に3rdアルバム「BIRAZZE CARNIVAL」をリリースしたのでその頃にはすでに制作されていたことになります。
ですが、映画の公開が2018年2月だったのでこのアルバムには収録されませんでした。
イントロからかなりダークで、真夜中の暗い路地裏っぽい印象を受けました。
作詞にはこれまで何度も共作してきたいしわたり淳治さん、編曲には亀田誠治さんという名プロデューサーがクレジットされています。
音数が少なく、かなり洗練されてた楽曲といえるでしょう。
「In the air」
「In the air」は2曲目に収録されている楽曲です。GLIM SPANKYにとって挑戦的な1曲となったことでしょう。
ピアノや打ち込み、コーラスなど、これまでのGLIM SPANKYとは違ったテイストになっています。
かなり強烈な「愚か者たち」とは正反対ともいえる曲かもしれません。
「I Feel The Earth Move」
3曲目はキャロルキングのカバー「I Feel The Earth Move」が収録されています。
原曲にも負けない力強さで、原曲の雰囲気を残しつつもGLIM SPANKYらしさを感じさせてくれる楽曲になっています。
英語の発音はかなりこだわり、時間を費やしてうまく歌えるように練習したそうです。
この楽曲は、花王「ビオレu 潤い美肌ボディウォッシュ」のCMソングとしても起用されています。
テレビから流れてきたのを聴いたという人も多いのではないでしょうか。特徴的な声なので視聴者も釘付けになったでしょう。
ミニアルバムのような作品
「愚か者たち」はシングルですが、3曲の幅の広さからミニアルバムを聴いているくらいの感覚を覚えました。
シングル1枚でかなり楽しめる作品になっていると思います。是非シングルを通して聴いてもらいたいです。