しかし、ここで展開が訪れます。

今までの情景は過去の話であったようです。

君を後ろに乗せて漕いだ経験や思い出は確かなものですが、それが過去の話になっているというということは、君と別れてしまったのではないかと想像できます。

きっと付き合っていた時は「ずっと一緒にいよう」と誓い合っていたのではないでしょうか。

しかし、今はそれが続いていないので、一緒に過ごそうと誓い合った日々や夢は夢でなくなってしまって、くすんでしまったのです。

明日を眩しいくらいに うまく描こうとして
ぼくらはキレイな色をぬりすぎたみたい・・・
ちょっとカッコ悪いことも こわれたユメの色も
パレットに広げ もう一度明日を描こう

出典: https://twitter.com/oricon_no1_21st/status/905944828772401152

そして、サビが訪れます。

「ずっと一緒にいよう」と夢見ていた未来は、自分たちにとって高望みだったようです。

そんな現実を受け止め、しかし、それでもまたここからでも始められる未来を、夢を追いかけていく姿勢が前向きに描かれています。

悲しい過去を塗り替えていこう

川沿いずっと下って 立ち入り禁止の 柵を越え河川敷の 先までペダルをこいだ
自転車を投げ捨てて 見上げた空 鮮やかなその色は 心から消えないのに

出典: https://twitter.com/sugamania_bot/status/892181598799450112

やはり思い出は確かなもので、しっかりと心に刻まれ、いつでも思い出すことができます。

しかし、だからこそ忘れることができない、その思い出は自分を苦しめてしまいます。

あの時の君の笑顔 思い出そうとしても なんかうまくいかなくて いつも途切れてしまう

出典: https://twitter.com/sugamania_bot/status/905891946694139905

しかし、思い出の全てをはっきりと思い出すのは難しいことです。

思い出したいことほど、思い出すことができずに、もどかしい感情が描かれています。

悲しいページなんて なかったことにしようとして ぼくらはいくつも色をかさねてしまった…
きっとぬりすぎた色って 白に戻れないけど それでいい 新しい色で明日を描こう

出典: https://twitter.com/Ars_words/status/905599699364626433

人間という生き物は記憶をアップデートしていく生き物です。

悲しい過去を拭い去るように、新しい記憶で、その悲しさを乗り越えていくのです。

そうしたって決して悲しい過去を経験する前には戻ることはできませんが、色んな経験を重ねていくからこそ、学び成長して、また新しい未来へと進んでいくことができます。

明日を眩しいくらいに うまく描こうとして
ぼくらはキレイな色をぬりすぎたみたい・・・
ちょっとカッコ悪いことも こわれたユメの色も
パレットに広げ もう一度明日を描こう

出典: https://twitter.com/oricon_no1_21st/status/905944828772401152

きっとぬりすぎた色って 白に戻れないけど それでいい 新しい色で明日を描こう

出典: https://twitter.com/arashi___5/status/905816386106155008

そして、1番のサビと2番のサビの最後を重ねた大サビで締めくくられていきます。

過去に囚われ過ぎることはなく、不器用でも不恰好でも自分らしく進んでいくことで、失敗も成功も重ねて、学び成長していくのです。

過去を乗り越え、未来を夢見ていくポジティブな気持ちがさらに強くなる締めくくりです。

まとめ

いかがでしたか?

誰にでも悲しく乗り越えたい過去はあるのではないでしょうか。

そこに囚われ過ぎることはなく、ゆっくりでも自分らしく未来を夢見ていこうという姿勢をこの楽曲は教えてくれています。

映画ハチミツとクローバー」の鑑賞と合わせて、ぜひ「アオゾラペダル」も聴いてみてください。

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