tofubeats【Keep on Lovin' You】MVを解説！現代版徒然草？継続に意味あり！

ここで『徒然草』で述べられていた「継続は力なり」といった言葉が登場。

誰かを愛することにも、これは当てはまるのかもしれませんね。

どんなことでも、ずっとピークを維持するのは難しいですし、毎回情熱的になると疲れてしまうということも。

中には自分には当てはまらないと思う方もいるでしょうが、この歌詞では一定のリズムのように相手を愛し続けることの大切さを歌っています。

また、人間なので、時には失敗することもあるでしょう。

思わぬことで誤解を生んでしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな時に大事になってくるのは「誠実さ」。

嘘をつかずに自分の本当の気持ちを伝えて、相手の気持ちを尊重する。

恋愛に限らず人間関係全般に言えることだと思います。

ビジネスにおいても、突き詰めれば人間同士なのでこの「誠実さ」は顧客に対して必要なことですよね。

諦めずに日々継続したことで、主人公には新しい景色が見えてきました。

冒頭の歌詞ではラブソングのように思えましたが、主人公が愛しているものは人間ではないのかもしれません。

この記事の初めの方で『徒然草』のどんな部分に河合さんが影響を受けたのかというのを推測してみましたが、やはりそれは合っていたようです。

好きなことをたゆまぬ努力で極めていきたいという気持ちが伝わります。

また、何かに夢中になるということは恋にも似ていますし、そう例えられることが多い事柄。

ともすれば熱血な応援ソングのようになってしまいがちですが、この曲ではそれをさらりと伝えていると感じました。

タイトルにもなっている『Keep on Lovin' You』というフレーズが最後に繰り返されます。

「好きだ」という気持ちを噛みしめながら日々、努力していこうよ！

そんなことを伝えたいのでしょうか。

努力というと大変なことのように聞こえますが、ちょっとしたことでも毎日積み重ねることで大きな成果に繋がるものです。

「雨だれ石を穿つ（うがつ）」ということわざがあります。

「たとえ、雨水一滴であったとしても、それが長時間同じ場所に落ちていれば硬い石に穴が空くこともある」という意味です。

この記事を読んでいるみなさんもちょっとしたことで良いので、毎日続けてみることをおすすめします。

『Keep on Lovin' You』は『徒然草』第150段を元に、物事を達成するための極意といったことを伝えている曲でした。

ゆるい雰囲気のMVと併せて、改めて聴いてみてくださいね。

こちらの記事では藤井隆とコラボレーションした『ディスコの神様』の歌詞を独自に解釈しています。

タイトルとジャケット写真からしてバブル感満載ですが、歌詞にもそれは表れているでしょうか？

初フルアルバム収録の楽曲ですが、同アルバムにはすでに豪華なゲストがたくさん。

tofubeatsを詳しく知らない人からすでにファンの方までチェックして欲しい記事です。