生きている証・心の傷
打ち消す心の声
みんな同じなんだと
だからなんだようるさいよ
出典: サーチライト/作詞:秋山黄色 作曲:秋山黄色
命ある限り悩みや心の痛みが無くなることはありません。
この一節の最後の「うるさいよ」という言葉は自分に向けたものではないでしょうか。
誰しも痛みや悩みを抱えているのは同じだと悟った時がポイントでしょう。
自分の中から湧き出てくるあきらめにも似た思いがあります。
その思いを「うるさい」という言葉で打ち消しているようにも感じられるでしょう。
自分を守る心の傷
生きるのが上手いってのは
傷つけるのも上手いんだよ 自分の事すら
出典: サーチライト/作詞:秋山黄色 作曲:秋山黄色
心の痛みは誰しも自分自身にしか分からないのです。
時に心は体が傷つく以上の痛みを伴うこともあるのではないでしょうか。
そして心は必ずしも他人によって傷つけられるわけではありません。
自分を守るために自分自身で傷つけてしまうこともあるのです。
闇から光へ
花火のように生きるとは
凍えても花火みたいに生きるお前が良いんだ
ごめんな…
出典: サーチライト/作詞:秋山黄色 作曲:秋山黄色
花火のように生きるとは思い切り手足を伸ばすように自分の心を解放する生き方ではないでしょうか。
しかし人の心には優しさばかりでなく醜い部分もたくさんあることを認めていかなくてはなりません。
理解しているけど割り切れない自分自身に語りかける「ごめんな」の言葉が切なさを誘います。
鈴が示しくれる明かり
鈴が鳴った気がした
夏みたいだな
出典: サーチライト/作詞:秋山黄色 作曲:秋山黄色
「鈴が鳴る」とは心の中で何かが弾けて悟りを開いたような状態ではないでしょうか。
まだまだ悩みの中にいながらも、前方に少し明かりが見えたような気がします。
鈴が示してくれた少しの明かりが大きな光になっていくようなイメージが目に浮かぶようです。
このフレーズはではそんな予感を感じられるでしょう。