秋山黄色【サーチライト】歌詞の意味解説！生きるのが下手な人の特徴は？相反する価値の間で悩む心情を読む

光と影は一対です。

「影がないということは光もない」ということが分かると影を恐れることがなくなるかもしれません。

形あるものの影は見えますが、肉眼で見ることができない心にだって影はできるのです。

ここでは影を消そうとするのではなく、受け入れていこうとする姿勢がうかがえます。

弱さを否定し強さを求めようとする苦悩から抜け出したのではないでしょうか。

弱さも強さも否定しているように見えますが「悩み続けよう」という言葉に希望が感じられます。

自分の足で、もがきながら進んでいくその姿にもう迷いはないのでしょう。

「どんなに大変でもひたすらに自分の足で進んでいけ」そんなメッセージを感じさせるエンディングです。

サーチライトは、先生を抹殺しようとする強烈な学園サスペンスドラマの主題歌です。

主演の田中圭さんは「この不思議なドラマをサーチライトで照らしてくれている感じがとてもしています！」とコメントしています。

生徒たちは精神的にまだ大人になりきれていない高校生です。

そんな子供たちが恐れているのが一人ぼっちになることであったり、親から見捨てられることであったりします。

彼らはその恐れを、虚勢を張ることで隠しているのです。

そういう心の弱さをサーチライトで照らすように、しっかりと向き合うことの大切さを伝えています。

心の中に弱さや醜さを持っていない人はいません。

「弱さを認めることで強くなれる」「もがきながらも進むことに価値がある」ということを教えてくれる曲です。

秋山黄色の世界観が気になる方にはこちらの記事をおすすめします。

悲しみや秘密を秘めた心の動きを感じてみてください。