老若男女問わず人気の福山雅治
福山雅治といえば、今やその名を知らない人はいないほどの人気歌手で、俳優としてもドラマなどに起用されて活躍しています。
彼の魅力というとまずはその甘いルックスに目がいく人も多いと思いますが、ギターの腕前や歌唱力に関してももちろん高く評価されています。
彼はシンガーソングライターとして自身で楽曲を作成して発表していますが、曲のセンスも抜群なので、出す曲出す曲がヒットして話題になります。
人気の楽曲『生きてる生きてく』
彼が2012年に発表した楽曲として「生きてる生きてく」というものがあります。
これは今までの福山雅治の楽曲とは打って変わってポップなメロディーとなっています。
この曲はアニメソングとして起用されていますが全く違和感なく映像とともに耳に入ってきます。
ということで今回は、そんな「生きてる生きてく」について徹底解剖していこうと思います。
まず、この曲はどのような経緯で誕生したのでしょうか。
ドラえもんの映画主題歌に起用
誰もが知る人気歌手である福山雅治の「生きてる生きてく」が起用されたのは、同じく日本人であれば知らない人はいないであろう国民的アニメ「ドラえもん」の劇場版です。
2012年、楽曲のリリースと近いタイミングで公開された『映画ドラえもん のび太と奇跡の島~アニマルアドベンチャー~』という作品の主題歌として福山雅治の「生きてる生きてく」が採用されました。
誕生のきっかけはアニメキャラの「福山雅秋」
福山雅治は、基本的に若い人から年配の人まで幅広い層に人気ですが、それでも子供からの指示はそこまで高くない印象です。
ではなぜ、福山雅治の楽曲がメインのファン層ではない子供を対象とするアニメ「ドラえもん」の映画主題歌として起用されたのでしょうか。
実は、福山雅治はドラえもんのアニメの中で、「福山雅秋」というキャラとして声の出演を果たしています。
福山雅秋は同アニメのヒロインでもあるしずかちゃんの憧れのスターという設定で数回登場しています。
福山雅治初のDVDシングル
「生きてる生きてく」はシングルとして発売されました。
通常のシングルとともに、映画『映画ドラえもん のび太と奇跡の島~アニマルアドベンチャー~』とタイアップした福山雅治の楽曲では初となるDVDシングルとしても発売されています。
DVDシングル盤では、生きてる生きてくのメロディーに合わせたダンスアニメや、また主題歌として採用されている映画の予告映像があります。
さらに通常のCDシングル「生きてる生きてく」のCM映像などが収録されており、大人も子供も一緒に楽しめる内容となっています。
キャッチーなメロディー
「生きてる生きてく」では、子供を対象とした国民的アニメの主題歌ということもあり、それまでの福山雅治の楽曲とは毛色の違うかなりキャッチーでポップなメロディーが印象的です。
そのため、子供の耳にも馴染みやすく、また映画のイメージともぴったりな印象に仕上がっているのでしょう。
メロディーに対して歌詞は深い
そうだ僕は僕だけで出来てるわけじゃない
100年1000年前の遺伝子に
誉めてもらえるように いまを生きてる
この生命で いまを生きてる
今日も生きてく
出典: https://twitter.com/utd_by_N/status/910098443669987328
「生きてる生きてく」は明るくポップで軽快なメロディーが印象的ですが、歌詞はメロディーに反して深いものとなっています。
DNAを通して何世代先の子孫にもつながっていく、また今の自分があるのは過去の先祖たちのおかげでもあります。
だから未来をよりよくするためにも今を一生懸命生きようというような壮大なメッセージが込められているのです。
バラード調の楽曲に乗せても通用するような歌詞ですが、あえてアップテンポな楽曲に乗せてもきれいにまとまっています。
これはやはりこれもシンガーソングライター「福山雅治」のなせる技であり、抜群の楽曲制作センスがあるからでしょう。
『生きてる生きてく』の誕生秘話
「生きてる生きてく」は今や福山雅治のヒット曲の1つともなっていますが、これはどのような経緯で制作されたのでしょうか。