【阿部真央/まだ僕は生きてる】歌詞の意味を徹底解説！まだ見ぬ未来よりも大事にするべきものとは！？

20代にしてシングルマザーになった、あべま。この先どうする？と思い悩んだ日もあるでしょう。

もちろん結婚・出産・離婚を経験していなくても、誰しも将来の不安はつきまとうもの。

しかし未来のことばかり考えていると、目の前の大事な今を見落としてしまうかもしれません。

すべてを失った……と絶望するような経験をしても、それでも生きているという事実。

とくにあべまは「幼い子供を抱えてひとりでこの先どうやって生きていくんだ」と感じたのでは？

将来に不安しかない状況で、まるで死んでしまったかのような感覚に陥ったかもしれません。

だからこそ逆に「それでも生きているなあ」と強く感じたのではないでしょうか。

「命がある」という当たり前の今がありがたくてたまらない心境に至ったのでしょう。

そう感じさせてくれたのが、気がついたら笑い合っている身近な存在だったということですね。

「まだ僕は生きてる」はあべま自身の経験をベースにした応援歌になっているようです。

ネガティブな感情は、他人と自分を比較したときに抱きやすいもの。

見た目やスタイル、モテる・モテない、学力や体力、収入や才能……比較項目は様々あります。

ただ他人に対して沸き起こった否定的な感情は、結局自分自身を傷つけることになりがち。

でも、ないものねだりは誰もがするものだから、自己嫌悪しなくても大丈夫！というわけですね。

今という貴重な瞬間を充実させるためには、生まれ変わらなければならないときもあるでしょう。

これまでの自分を壊して再構築するかのように……。あべまの場合は離婚だったかもしれません。

どんなにつらい思いをしても、それが前進するための改善策であれば美しいというわけですね。

悩んだりもがいたりしている姿は誰にも見せられない……と考えがちではないでしょうか。

ところがあべまに美しいと歌われると、苦渋の決断をしなければならない人も勇気が出ますね。

結婚なんてまだ先の話！という10代にもファンが多い、あべま。

もしかしたらいじめのような出来事が起きて、悩んでいる人もいるかもしれません。

そんなときに自分を壊して前に進む……と歌われたからといって、誤解だけはしないように！

あべまは今ある命をリスペクトしています。つまらないことにはたくさんの意味があるでしょう。

どんな方法であれ、自分を傷つけることはつまらない結果にしかならないのではないでしょうか。

あべまが歌っているのは、とにかく前を向いて、生きている今を大事にしよう！ということです。

たったひとりのような孤独を感じたとしても探せば笑い合える人もできることも存在するはず！

くれぐれもつまらないことだけは考えないでくださいね。