特別な春の日差し
さようならも愛しているのよ
今頃君は目を覚ましているかな
おやすみとおはようが重なる

出典: メロンソーダ/作詞:AIKO 作曲:AIKO

2行目、別れを感じさせるフレーズが登場していますね。

しかし前後の歌詞を見てみると、そんな心配が必要ないとわかります。

これは言い換えればつまり「いってきます」という挨拶のこと。

主人公と君は4行目にあるとおり、生活リズムが全く違っているようです。

君は夜遅くまで働いているのかもしれません。主人公が目を覚ます時間にようやく眠りにつくようですね。

溢れ出す「好き」の気持ち

ねぇ今日も少し不安だよ
だったら見える糸
君に巻いてあげる
電話の向こうでラジオが
「ベイベーダーリン」
繰り返す日々にもらった
プレゼントは君だ
ある日 突然 心に灯る想い

La La La La…
Baby Darling

出典: メロンソーダ/作詞:AIKO 作曲:AIKO

最後は中盤に登場したフレーズを繰り返して終わります。

付き合うことになった頃をまた思い出しているのでしょう。

そして最後の行、ラジオから聴こえていたフレーズが英語で綴られていますね。

これはおそらくラジオ越しではなく、主人公が君に伝えたい言葉なのではないでしょうか。

ラジオで聴こえていた頃はきっと、くさいフレーズだと思っていたに違いありません。

でも君と結ばれた現在ならわかります。愛しい相手にはくさいセリフでも伝えたくなるものだ、と。

実際に君にこの言葉を伝えたかはわかりません。

しかし主人公が抱く相手への愛と、それを伝えることの照れくささは感じられますね。

最後の最後にリスナーの胸をキュン!とさせる、そんな【メロンソーダ】を解説しました。

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