死にたくないから 忘れないで
お願いどうか 生かしていて
不安になるから 何回だって 何回だって 何回だって
死にたくないよ 殺さないで
お願いどうか 愛していて
不安になるから 何回だって 何回だって 何回だって
言って

出典: L.P/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

ネガティブな言葉をポジティブな言葉に入れ替えて、思いを伝える歌詞が始まりました。

こうして素直になれば良いのです。

訴えるように歌うこのフレーズは、恋するすべての「L.P」に届くことを願う言葉で出来ています。

誰だって生きていたい…生きていなければリアルに人を愛することは出来ません。

死ぬほど好き、なんて表現もあるけれど、それはあくまで生きているから出来ることです。

好きという気持ちの中にいたいだけ。安心してその中にいることを望んでいます。

何度も繰り返して言ってくれないと、信じることが出来ないのです。

刹那の愛ではなく、そこにずっといても大丈夫な愛が欲しい。

照れずに迷わず、何もかも気にしないで愛を伝えてくれれば良いんです。

言葉で言ってくれたから…

放たれたものは受け止めます

泣きたいと思うほど不思議でね
君の放つ言の葉は とても
醜く私を引き裂くけど
尊く私を抱きしめるの

出典: L.P/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

黙っていては愛は伝わりません。

心に思っていることを形にして声を出して伝えて欲しいのです。

君からの声を聞いて出したかったのはうれし涙。でも強い思いが私の不安を狙ったように飛んできました。

避けようとしてもあまりの強さとスピードでそんな余裕もありません。

君が口にしてくれた思いは、私の心の中で粉々に砕け散ります

砕けたカケラたちがキラキラと輝くのを知っているのは私だけです。

それでも消えない不安

こじれてる…ねじれてる…、そんな言葉で片付けないで欲しい。

今の気持ちを確かめたいだけなのです。

恋愛の中には必ず弱気が…

いつかもしも望む光がね
君の元に降りていっちゃうだろう?
いつしか笑ったあの日の事も
疎ましくなってしまうのかな?

出典: L.P/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

やっぱり不安が消えません。再び現れた不安の根っこは少し深めなのでしょうか。

色々先のことが心配になって不安が続きます。傍から見ればそんなこと?と軽くあしらわれそうです。

でも違うんです、これだって君が好きだから起こること…。

いつも輝いている君は光にだって愛されている?なんて妄想が止まりません。

光の中を私と違う人と歩く映像まで浮かんできました。

そんな結果を思い浮かべたら、楽しかった時間を恨むことになってしまいます。

ここで君を好きになるのを止めれば、楽しい思い出のままに終わらせることが出来そうです。

誰か教えて欲しい、恋愛中に急に弱気になるのは普通のことなのか?

本当は自分に素直になりたい、君からの愛に素直になりたいのです。

言葉と一緒に欲しいものは?

不安の中に入ってしまったから言って欲しいことがあります。

でもまずは私の思いを聞いてくれる?思い切って伝えるから…。

そこにあるままで良いから

Mrs. GREEN APPLE【L.P】歌詞の意味を徹底解説!恋に追い詰められた主人公の行く末は?の画像

知りたくないから 教えないで
お願いどうか そのままで居て
不安になるから 何回だって 何回だって
「バイバイ」なんて、
死にたくないよ 殺さないで
お願いどうか 愛さずとも
不安になるから 何回だって 何回だって 
ギュッとしていて

出典: L.P/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

何を恐れているのでしょうか?

本当は知りたいのに真実を知ることが怖くて心が拒否をしています。

ダメージの大きい裏切りは受けたくありません。

1対1の人間関係で起こる接近戦は傷も深くなりがちです。

君が笑っているのなら、そのまま隣にいてくれるだけで良いから。

何も起こらない起こっていないフラットな状態、脳内も心の中も平常心でいたいのです。

必ず終わりが来る、君と会っている楽しい時間。

予定通り訪れる今日の別れが永遠に続くと思えてしまうほど心は揺れています。

自然に笑える自分を失った、自分のメンタルに耐え切れなくてまた君に強く思いをぶつけてしまいました。

沢山の言葉はもう要りません。今は私の前から消えないで欲しいのです。

お互いがもう一歩ずつ歩み寄れば身体も心も近づきます。

無言で抱きしめてくれれば心は落ち着くから…。望むのはそれだけです。

気が付いて欲しい箇所は?