Mrs. GREEN APPLE【L.P】歌詞の意味を徹底解説！恋に追い詰められた主人公の行く末は？

ここまで嫌いになることを試みたり、言葉に一喜一憂したり、抱きしめられることを望んだり。

恋する心は目まぐるしい展開を見せてくれました。でもその原因はすべてここにあったのです。

私には無い君に強く好きと言える心。強い私は何処にもいません。

強く見えるなら、それは強がっているだけです。弱い自分を見せたくなくて強い自分を演じていました。

傷つきたくなくて、嫌われたくなくて、自分の思い通りにならない場面に陥るのは絶対に嫌なのです。

弱くてすぐに涙を流す私でも愛してくれる？なんて聞く勇気はありません。

口にすればすべてが壊れていく不安におびえる、弱い私を知って欲しいのです。

私は君が好き、そして君は私が好き。お互いが好きであることを認めているはずなのです。

ここまで何度も繰り返したのに、お互いを信じられない2人のやり取りが続きます。

無意味な言葉の投げ合いは時間の無駄と気が付きました。死ぬほど好きなのはもう分かっています。

愛に弱い私を認めて、すべてを受け止めて抱きしめて欲しいだけです。

まだ心から安心して笑えないけれど、君の腕の中にいれば生きている自分を実感できるから。

私と君の間に起こった恋愛のはずです。でも歌詞の最後に突然出てきたのは「貴方(あなた)」。

もしかして私と君と貴方の三角関係の話だったと思ってしまいますか？

でもそれは勘違いなので安心してください。君の呼び方を、ここでは貴方に変えました。

貴方と呼ぶことで影響力の大きさを感じ取ることが出来ます。

差し伸べられた手を握った結果、堕ちて行ったのは恋と名付けられた場所。

優しさを渡せば優しさを返してくれる関係になりたいと思ったりもしたけれど。

やっぱりそれは現実じゃなくて、希望で終わってしまうのが今の私と貴方なのです。

たとえ貴方の腕の中にいても心は背中合わせ…それが「L.P」らしい恋の行く末なのでしょうか？

解説は一旦終わりましたが、歌の最後に出てきた「寂しい」は簡単に納得ができる言葉ではありません。

最後まで恋に素直になれない私と君がいたのは確かです。

それでも2人の間の距離は心も身体も最大限に短くなりました。

でも歌はつぶやくような「寂しい」で終わってしまったのです。

恋をしている2人の距離がどんなに縮まっても、恋愛という関係はすべてが幸せで満たされません。

見えているようで見えない「寂しい」を感じるのが、恋愛にある特徴の1つなのでしょう。

作詞家大森元貴は恋愛に関しての回答をここで提示しました。でもそれはあくまで1つの例です。

恋に正解はありません、行く末を決めるのは恋愛をする2人。

この後もぜひ恋愛を止めないでください。

Mrs. GREEN APPLEは 24時間365日、恋愛をする「L.P」たちを応援しています。

好きっと言ったのに…好きだよって言われたのに…それだけで恋愛は続きません。

どんなにハートのスタンプを送ってもそれはただのアイコン、そこに心があるとは限らないですね。

だから恋なんて面倒なんて思っていませんか？それはもしかしたら食わず嫌いかもしれません。

思い切って伝えた好きがそのまま恋愛成就につながった、福山雅治さん作詞作曲の楽曲をご紹介します。

タイトルは「Message」、映画主題歌に起用された恋愛のお守りにもなる1曲です。

好きが発展すると「絶対に好き」になります。

好きなら好きと伝えあう、ストレスフリーな恋愛だって存在するのです。

ハートマークに染まった福山雅治ボイスで、恋愛モードが高まります。