【今宵、月が見えずとも/ポルノグラフィティ】月が意味するものとは...！？ブリーチ主題歌を歌詞解釈！

旅人気取りでいたいのに、要領よく生きていきたいと思っているのでしょう。

安全な場所で目的地を検索すれば、すぐに目的地は見つかります。

ただ、それはきっと旅人とは言わないのでしょう。

安全に目的地まで行けるということは、途中にある様々なものを見逃しながら歩いているということ。

君に愛の言葉は届かない、検索しても打開策もない。

きっと頑固で融通がきかない性格なのでしょう。

虚勢や見栄をはっている内に、だんだんと戻れないところまで来てしまった。

離れて行く手を掴むという簡単なことさえ、自分のせいで出来なくなってしまった。

君に会えなくなることは知っていた、だけど素直になることもできなかった。

この歌詞に登場する人の目線は、あくまで受け身になっています。

自ら会いに行くことはないのです。できないとも言えるかもしれません。

君が見ている空には月が現れているのだろうか、と思うくらいには、距離が離れているのでしょう。

遠く会えなくなってしまっても、離れていった手を掴むことはできなかったとしても、それでも相手を想う気持ちは変わりません。

荒野で無垢な光が見たいとはどういうことでしょうか。

真逆のことを言っているようにも思えますが、これは荒れた中で輝く光、それこそが君なのでしょう。

自分の正体に嫌になる、自分のせいで君の手を掴むことができなかった。

そんなことは自分でもわかっているのです。

偽りの自分を重ねている内に、本当の自分を取り戻すことができなくなってしまった。

君の姿すら見えないような、どうしようもない自分になってしまった。

見えないものが見たいとわがままな思いは、まぶたを閉じて隠そう。

会いたいという本当の思いも、会いに行きたいという気持ちも、偽りの自分を作り出すことには慣れている。

月という希望が見えなくても大丈夫、今日もここにいない君のことを想う。

「今宵、月が見えずとも」の歌詞は、そばにいない相手を想う切ない心情が書かれています。

自分のせいで離れてしまった相手を想う日々の、後悔と諦めの感情にも似たものを感じます。

この歌詞は人によって様々な解釈ができるでしょう。

ぜひ「今宵、月が見えずとも」の歌詞をじっくり見て、色んな解釈をしてみてくださいね。