『Inner Urge』について

「Inner Urge」で上坂すみれがSOXダンス!?注目のMVと歌詞の意味を公開!下セカED曲!の画像

まず、上坂すみれ楽曲『Inner Urge』の発売日など、基本情報について紹介します。

2015年7月発売のシングル

声優・タレント・歌手とマルチな活躍で注目を集める上坂すみれ(うえさか すみれ)。

ロシアとソビエト好きのミリタリーオタクで、ロリータ・ファッションに身を包むインパクトのあるキャラクターが魅力です。

そのかわいい外見とのギャップも、ファンにはたまらないのではないでしょうか。

そんな上坂すみれの2015年7月に発売されたシングルが『Inner Urge』(インナー・アージ)です。

この曲の過激な歌詞とアッパーなサウンドは、一度聴くと頭から離れなくなります。

アニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』エンディングテーマ

「Inner Urge」で上坂すみれがSOXダンス!?注目のMVと歌詞の意味を公開!下セカED曲!の画像

『Inner Urge』はアニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』のエンディングテーマに使われました。

この内容が気になるタイトルのアニメは、赤城大空のライトノベルを原作がです。

下ネタが失われた日本を舞台にした作品で、主人公が下ネタテロ組織「SOX」のメンバーとして世界に戦いを挑む物語となっています。

『Inner Urge』の過激で性を感じさせる歌詞は、このアニメの世界観とリンクしているのです。

また、上坂すみれはこのアニメに月見草朧(つきみぐさ おぼろ)役で出演もしています。上坂すみれファンは見逃せないアニメです。

まだ、ご覧になっていないファンは今からでも遅くありません。すぐにチェックしましょう。

歌詞の意味を紐解く


次に、上坂すみれの『Inner Urge』の気になる歌詞の意味を紐解いていきたいと思います。

歌詞の内容がとても過激なため、オブラートに包んだ表現となりますのでご了承ください。

文字を入れ替えると

「ヨクセイ」の中には「セイヨク」が潜んでいる 「キセイ」のなかには「セイキ」が隠れてる
湿ったまなこ 滴る雫 ぺろりぺろぺろぺろ 私ペロリスト ペロペロペロ (わぉ!!)

出典: Inner Urge/作詞:松浦勇気 作曲:松浦勇気

この部分の歌詞は、制限をかける言葉のアナグラムが行われています。「ヨクセイ」は「抑制」、「キセイ」は「規制」のことですね。

文字の順番を入れ替えると「ヨクセイ」は「セイヨク」に、「キセイ」は「セイキ」になります。これを「隠れてる」と表現しているのです。

アイドルがこんなにはっきりと「セイキ」と言ってしまうのは問題ないのか心配になります。

「ペロリスト」はなめまわす人という意味と、アニメの中のテロリストをかけているのでしょう。

圧政と圧性

圧性なんてぶっ飛ばして 素直になっちゃえ ほれほれいいんだろ?
人生謳歌 煩悩のFire 心の叫び 出したいよね全部 身体の芯からイッちゃいマス あは~ん!!!
(S・O・X S・O・X S・O・X S・O・X S・O・X S・O・X S・O・X ソックス!)

出典: Inner Urge/作詞:松浦勇気 作曲:松浦勇気

「圧性」とは性的なものを排除することと、圧政をかけています。圧政は、権力によって民衆を無理矢理おさえつける政治のことです。

アニメの中では下ネタが禁止されているだけでなく、発言や行動も著しく制限されています。この歌詞は、その世界観とリンクしているのです。

性的な欲求は自然なもので、それを制限するということは自由を奪うことでもあります。

「心の叫び」とは、性的なことだけでなく人としての尊厳もあらわしているのではないでしょうか。

「SOX」は、性的行為をやわらかく直球にあらわしていると受け取って間違いないでしょう。

楽しむのが1番

良く見て世の中は刺激の秘宝館 楽しまなきゃ 損するわ 一回ポッキリの人生だから
信じた道と ほとばしる夢 ドキン ドキドキドキ 私ときめいちゃう ドキドキドキ(わぉ!)
安全なんて二の次で 爆弾発言 圧倒しちゃうから 才能開花 本能はHigher
驚く位 飽きないよね全然 弾けるハートがイッちゃいマス あは~ん!!!

出典: Inner Urge/作詞:松浦勇気 作曲:松浦勇気

世の中には、刺激的なことが溢れています。たとえ制限されていたとしても、楽しむのが1番ではないかとあらわされています。

たとえ危険が伴ったとしても、自分が思ったことを自由に発言したいですよね。それが恋愛感情であれば、なおさらだと思います。

ところどころに「秘宝館」「一回ポッキリ」など、気にかかるワードが散りばめられていることも言葉遊びのたくみさが感じられるのではないでしょうか。