1995年3月16日生まれの23歳である彼女。 2015年の5月にHump Backに加入しました。

 

影響を受けたバンドは2016年10月に惜しまれつつ解散した3ピースバンドGalileo Galilei」だそうです。

もともと別のバンドを組んでいて、当時のHump Backライブもお客として観にきていた彼女。

同じ高校生としてステージに立つ林の歌声に惚れ込んでいました。

そんなとき、ベースが脱退したのを耳にして「Hump Backベースが弾きたい」と立候補。

念願叶って、加入となったのです。

 

指を使ってベースを弾く彼女。

ルート音をまっすぐに弾く疾走感あふれるプレースタイルで爽快なロックサウンドを演出。

また時には高音弦を動くトリッキーなフレーズでアクセントをプラスし、楽曲に深みを出しています。

 

そんな彼女ですが、実は酒癖がよろしくないという一面が……。

バンドの打ち上げになるとお酒のトラブルがつきもので、林と美咲が2人がかりで止めることもあるそうです。

男勝りな正確もこのバンドにピッタリですよね。

ドラム&コーラス 美咲のプロフィール

2016年の2月と、最後にHump Backに加入した彼女。

最も影響を受けたバンドは2018年8月に電撃的に活動再開を発表した「ELLEGARDEN」。

しかし楽曲を聴いたとき、彼らは活動休止中だったので、生で見たことはないとのことです。

 

誕生日は1月9日と公表されていますが、年齢は明かされていませんでした。

もともとバンドを探していたときに、共通の知人を介して林と知り合ったのが加入のきっかけ。

最初に会ってすぐに「一緒にやりたい」とインスピレーションを感じたそうです。

 

林いわく、彼女はHump Backのなかではお姉さん的な役割

ドラムはバンドの屋台骨ですから、性格的にもまとめ役になりがちなのかもしれませんね。

バンドメンバーにこうしたグループ全体を客観視できる人物がいるのは、かなり心強いでしょう。

 

そんな彼女のドラムのスタイルですが、とにかく足腰が強くてどっしりしている印象です。

アップテンポな4ビートの曲でも、壮大なムードで聴かせる曲でも、とにかくぶれない。

そんななかでユニークなフレーズもふんだんに取り入れている、遊び心も忘れないドラマです。

 

Hump Backを組む前は、2拍4拍を強調するビートが特徴の「スカ」を叩いていたそう。

色んなジャンルにばっちり対応できる、器用さも持ち合わせています。

Hump Backのおすすめ曲をご紹介

Hump Backのメンバーは誰?気になるプロフィールを徹底チェック!オススメ曲も見てみよう♪の画像

月まで

もう一歩足りてなかった。もういっそやめてしまいたかった」。

そんなフレーズで幕を開けるこの曲。 イントロはなく、林の伸びやかな歌声が出だしから際立ちます。

曲の構成に注目。 たった2分10秒しかないこの曲に、間奏はありません。

Aメロ~サビ~アウトロと休むことなく疾走する展開は、まさにHamp Backらしいまっすぐな直球ストレート。

リスナーの耳を突き刺すようなナンバーです。

 

歌詞は大部分がネガティブといっていいでしょう。

失恋した」や「仕事がうまくいかない」など具体的な言葉は表れませんが、後ろ向きな言葉が並びます。

しかしそんなマイナスな気持ちも、たった一言の言葉ですべて解消するのです。

 

髪でも切りにいこうぜ!

 

日々、生活するなかで鬱憤がたまっていくでしょう。

でも化粧を変えたり新しいスニーカーを履いたり。

そんな些細な変化で気持ちが大きく変化することもありますよね。

「月まで」はそんな気持ちの変化を教えてくれる、とても前向きな一曲です。

星丘公園

マイナーコードを多用することで、曲にふんわりとした悲しみを持たせたロックナンバーとなっています。

「君が泣いた夜にロックンロールが死んでしまった」

「コンクリートをかち割るようなアオい青春」

「制服の裾を掴むような淡い初恋」などなど、印象的な比喩を交えた歌詞にも注目。

作詞をしているボーカルの林は言葉を「意味」ではなく「音」と捉えて詩を書いているそう。

あまり意味を考えずに、口ずさむと気持ちがいい言葉を使っています。

考えないことで無意識下にある言葉を拾うことで、印象的なフレーズがポンと出てくるのかもしれませんね。

嫌になる

まずは歌詞に注目。 全編を通して造語のオンパレードです。

これらもいわば林の言う「歌っていて口が気持ちいい」言葉なのでしょう。

 

そしてタイトルからも分かる通り「嫌になっちゃうな」と連呼する歌詞。

Hump Backの特徴である日々の憂鬱が存分に散りばめられています。

しかし「月まで」と同じく、やっぱりひと言でスッキリ解消させてしまうのです。

 

もういいや。アイツでさえ知らない街まで行こう

 

行動によって、ポジティブな気分を取り戻す、この気持ちよさ。爽快感。

林の“男らしい”さっぱりした性格が存分に出ている歌詞の世界観ですね。

 

楽曲についてもご紹介。

サビのフレーズが耳に残るキャッチ―なロックサウンドです。

そんななかで注目すべきは、低音弦と高音弦を縦横無尽に動くベースラインや軽快なドラム。

リズム隊のおかげで聴いていてテンションが上がるポップス感も演出しています。

 

なかでも聴きどころは2番のサビのアレンジでしょう。

Bメロで大胆にビートチェンジしたあと、シンプルながらユニークなアクセントの付け方をしています。

「こびない」ことの、かっこよさ

Hump Backのメンバーは誰?気になるプロフィールを徹底チェック!オススメ曲も見てみよう♪の画像

Hump Backの強さはずばり「こびない」ところにあります。

まずは”ガールズバンド”であることにこびないこと。

いわゆるアイドル的な人気ではなく、楽曲として、またはバンドマンとして評価されています。

 

また流行にこびないこと。

2010年代のバンドの流行といえば4つ打ちの踊れるビート。

あらゆるバンドマンがその要素を取り入れるなか、自分たちが本当にかっこいいと思える音楽を発信している。

そんな所にも芯の強さを感じますね。

 

こうした彼女たちの強さに惹かれる女性ファンがいま急増しているようです。

男性ファンに比べて女性ファンが多いのも、彼女たちがシーンに「こび」を売らなかった結果でしょう。

 

ライブキッズはもちろん、普段違うジャンルの音楽を聞く方まで、興味のある方は音源を聞いてみてください。

大阪出身の期待のスリーピースバンド、Hump Back。初の全国流通盤となった「夜になったら」から「月まで」を紹介します。”月までなら迎えにいった”という強烈な歌詞が魅力的です。

今大注目のガールズバンド、Hump Backの人気曲「星丘公園」が生まれた背景、歌詞の意味を紹介します!そこにはある物語が隠されていた...!?曲名の意味についても考えますよ!

エモいバンドサウンドと唯一無二の歌声が魅力のガールズバンド「Hump Back」。そんな彼女たちのおすすめの曲が『嫌になる』です。今回はこの曲のギターやベースの演奏の参考となるコード譜や気になる歌詞など、その魅力を徹底紹介します。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね