Every Little Thingの22枚目シングル楽曲
Every Little Thingの「nostalgia」をご存知でしょうか?
Every Little Thingといえば「Time gose by」や「fragile」などが有名ですね。
出す曲はオリコンチャートにもランキングし、男女デュオとして人気のグループ。
そんなEvery Little Thingの楽曲の中で、筆者がおススメしたい曲が「nostalgia」。
2002年12月18日にリリースされた22枚目のシングルです。
この「nostalgia」は、4曲A面の「UNTITLED 4 ballads」の中の1曲。
フジテレビ系ドラマ「お義母さんといっしょ」の主題歌にも起用されました。
ドラマも人気だったので聴いたことがある方もいるかもしれませんね。
今回はこの「nostalgia」について、素敵な歌詞と共にご紹介します!
読み終わるころには大好きな曲の1つになると思いますよ♪
是非最後までお付き合いください。
実母に向けての”感謝”を綴った名曲
最初に情報とお伝えしておきたい事があります。
それは、この曲は「母」への感謝を綴った歌だということ。
この世に生を授けてくれたお母さんを想いながら聴いていただきたい曲です。
作詞はヴォーカルの持田香織さん。
ストレートで心に響く歌詞を書く彼女が、今回は母のために綴りました。
なかなか素直になれない子供心をどのように表現しているのでしょうか。
素敵な歌詞を紐解く
その前にMVをチェック!
まずはこちらのミュージックビデオをご覧ください。
ヴォーカルの持田香織さんの透き通るような優しい歌声のミディアムバラードです。
実はEvery Little Thingの楽曲の中で、最も長い6分超えの楽曲なのですよ。
しかし長いとは決して感じることのない、ストーリーのある楽曲です。
それでは早速気になる歌詞を読み解いていきましょう!
歌詞から読み取れるメッセージを筆者の独自の解釈になりますがお付き合いください。
素直になれない娘の想い
いつも見守っていてくれた人
青く冷たい風が吹く
あらゆる世の儚さを叩き付けるかのように胸を打つ
そんな寂しささえも解き放ってくれたものは
あなたの笑顔でした
出典: nostalgia/作詞:Kaori Mochida 作曲:Kazuhito Kikuchi
どんなときも自分の味方でいてくれ、応援してくれたのは「あなた」。
ここでの「あなた」はお母さんのことです。
人生には色々なことが降りかかり、世の中の儚さを知る瞬間があります。
人を信じられなくなったり、自分に嫌気がさしたり。
そんな寂しい心を暖かい温もりで救ってくれる、そんな気持ちでしょうか。
お母さんはいつでも私たちの味方。
前を行く私たちを後ろから優しい笑顔で見守ってくれています。
大人になって気が付くことが多いですが、それが母の愛だと思いませんか。
本当は大好きで、大切な人
思ってもいないことでつい傷つけて…
ナンデ いつも 剥きになって
傷つけてしまうんだろう
吐き出すと同時に後悔したって
今にも泣き出しそうな歪んだその笑顔が消えるワケじゃないのにね
出典: nostalgia/作詞:Kaori Mochida 作曲:Kazuhito Kikuchi
ついついお母さんにつらく当たってしまってきた主人公。
主人公だけでなく、誰でもこの気持ちは感じたことがあると思います。
ひどいことやキツイことを言ってしまって、お母さんが淋しそうな顔をするーー。
そんな情景が浮かんできますね。
思ってもいないことだって、その時の感情にまかせて吐き出してしまうもの。
”後悔先に立たず”ですね。
この主人公もきっと何度もそんな場面を経験してきたのでしょう。
「あっ!」と思った瞬間に後悔しても、心に刺さる言葉は取り返せません。
それも分かっているから、きっと主人公は今も後悔しているのでしょう。