「微かなカオリ/Perfume」のMVのロケ地は○○？！CMで話題の名曲の歌詞の意味に迫る！

「微かなカオリ」では、繊細で切ない乙女心を絶妙な歌詞でうまく表現しています。やさしいメロディーと柔らかな3人の歌声が相まって、曲の雰囲気をより強く感じることができます。

「一緒にいたい」と言いたいけれど、言えない関係というのは、つまり"まだ恋人ではない"ということです。

片思いの人に淡い恋心を抱きながらも、言いたくても言えないただ一言を言えないという経験は、誰にもあるのではないでしょうか。

いろいろなところにデートに行きたいけれど、そんなことをストレートに言える関係ではないから、どうしようもなく悩んでしまうという心情がうまく描かれています。

この楽曲のタイトルでもある「微かなカオリ」というのはつまり、「淡い密かな恋心」ということでしょう。

「それを少しずつ漂わせてはいるけれど、気づいていますか？」というようなニュアンスになっています。

少しずつ見せる恋心を淡く漂う香りにたとえて表現しているのです。

「ふわっと香る秘密の恋」とはなんとも繊細で情緒的な表現ですし、切ない乙女心を上手に表しています。

「好き」と伝えられれば楽なのだろうけれど、なかなかそう簡単にいかないのも乙女心です。

そのため、少しずつ「好きだよ」ということを仕草などで伝えようとしているけれど、それしかできないもどかしさを抱えることもあるでしょう。

私は片思いの相手はおそらくきっと仲がいい人で、伝えたら関係が壊れてしまうかもしれないと思うような、そんな関係にあるのだと思います。

だから、自分からストレートに伝えるのは難しく、相手に気づいて欲しいと思っているのでしょう。

「本音を伝えたいけれど、伝えて振られてしまうのが怖い」と思うことってありますよね。

また、「気持ちを伝えることで関係が壊れてしまうのが怖い」「今までのように接せられなくなるのではないかと不安」そんな気持ちを抱いたことのある人も多いと思います。

相手の気持ちを知りたいけれど「もし私のことを友達としか思っていなかったら……」。

それを知るのが怖いがために、やっぱり気持ちを隠してしまうという繊細な女性の心が描かれています。

いかがですか？繊細な女性の心を歌った「微かなカオリ」は柔らかなメロディーラインで、切ない歌詞ながらも暖かい気持ちになれる楽曲です。

Perfumeの楽曲はアップテンポの曲もスローテンポの曲も聞いていて心地よいものが多いので、ぜひいろいろと聴き比べてみてください。