【CUT SOLO feat. HI-D/AK-69 】曲名は滑走路？！歌詞に隠された意味とは？！

「CUT SOLO feat. HI-D」はAK-69 がHI-Dをフィーチャリングした曲でアルバム『THE RED MAGIC』に収録されています。

AK-69がラップを担当し、HI-Dがコーラスのメロディー（サビ）を担当。

「CUT SOLO」の音が「滑走路」に似ているのでヒップホップらしい言葉遊びで曲ができています。

ストリングスを中心とした洗練したトラックで2人が共演しています。それでは「CUT SOLO feat. HI-D」の世界を見ていきましょう。

「滑走路」をモチーフにした歌詞の内容を要チェック！

サビのコーラスから曲が始まります。

ヒップホップらしいパーティーを楽しもうぜと煽る歌詞。

「滑走路」は飛行機が飛び立つ場所ですから、愛しい君へ向けてオレ（飛行機）が飛び出していくイメージですね。

豪快に離陸するかっこいい姿にオレの姿を重ね合わせています。ヒップホップ流の自己顕示の方法を取り入れています。

「オレは空に飛び立てるほどすごいぜ！」と自慢したい気持ちでしょうね。

空を飛べるほどのオレなら女の子が放おっておかないぜということも言いたいのでしょう。

いずれにせよ、「オレはすごい！」という気持ちが根底にあります。

ヒップホップらしい固有名詞がたくさん出てきます。「POLO」はファッションブランド。「NE-YO」はアメリカのR＆Bシンガー。

「ドンペリ」は有名な高級シャンパンです。

「女性をパーティーに誘って楽しもうぜ」ということを歌っています。「NE-YO」と「Ego」など所々で韻を踏んでいるのも分かります。

「CUT SOLO」の意味を調べましたが正式な英語ではないようです。スラングかも知れませんし、単に韻を踏むための言葉かもしれません。

「GULFSTREAM」とは小型のジェット機でプライベートジェットとしても有名な飛行機。

「滑走路」にちなんだ単語を使用しています。

「WAYFARER」はレイバンのサングラスのモデル名です。女の子と仲良く過ごす様子を綴った歌詞ですね。

プライベートジェットというセレブな言葉を出して自分をブランディングしているのでしょう。

ダンスホールでのパーティーの様子を描いた歌詞。

Shawtyとは「可愛い女の子」のこと。女の子が順に並んでいる状況なのでモテモテの様子。

ヒップホップでは女の子にモテるのが一種のステータス。「女の子にモテる」＝「すごい男」＝「オレはすごい」ということです。

ヒップホップのMVを見るとキレイな女の子がたくさん出てきますが、その理由はこんな考えがあるからなのですね。

女性にしたら、派手な女の子がたくさん出てくるMVは「女性を売っている」と嫌悪感を感じるかもしれません。

「パーティーをみんなで楽しもうぜ！」と煽る歌詞です。女性へのリスペクトを表現していますね。

「女性は外見だけではなく中身も見ているよ！」とさりげなくアピール。

「今、何時だと思っているの？」と時間を気にしないで楽しもうぜ！という雰囲気のパーティー。

明け方まで続くパーティーが始まっているようですね。