「ホトハシル」はアニメ「ムヒョロジ」ED曲
2018年8月22日にORESAMAがリリースした楽曲「ホトハシル」。
彼ららしいエレクトロニクス満載の音色が駆け抜ける、アニメのテーマソングにふさわしい一曲となっています。
特に印象的なのはノリのいい16ビートのリズム。
今までのORESAMAに見られなかった刻み方ではないでしょうか?
いつもはクラブ感のある4つ打ちのリズムが多かったので、バンドのようなリズムの取り方が新鮮ですね。
まさにロック。
作曲する際には疾走感を意識したそうですよ。
いつものキャッチーなリズムに、鼓動が高鳴るかのような速いビート…思いのほかマッチしていますね!
「ムヒョロジ」ってどんなアニメ?
週刊少年ジャンプで連載されていた漫画で、正式名称は「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」。
霊が人間を襲う「犯罪」に対して主人公たちが「魔法律」で裁いていく…という物語になっています。
霊を題材にしているだけあって、ちょっと怖いホラー的な要素もあり、コミカルな笑いもありますよ♪
『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』(ムヒョとロージーのまほうりつそうだんじむしょ)は、『週刊少年ジャンプ』2004年53号から2008年14号まで連載された西義之の日本の漫画作品。略称は「ムヒョロー」「ムヒョ」「ムヒョロジ」。
2018年3月より『少年ジャンプ+』にて続編『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 魔属魔具師編』が連載中。また、同年8月よりテレビアニメが放送中。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
今回ご紹介する「ホトハシル」はこのアニメの原作コミックを読んで作曲したそうなのです。
YouTube上に公式のアニメPVがありますので、ぜひチェックしてみましょう。
どんな物語なのかイメージが沸きますよ!
「ホトハシル」に込められた意味とは?
ではアニメ「ムヒョロジ」のどんな要素を意識して曲が制作されたのでしょうか?
トラックメーカー・小島英也は、物語を通して様々な人物の前向きな姿勢に心を打たれたようです。
死んでしまった人が霊となり悪さをしてしまう…。
そこにはただのトラブルでとどまらず、多くの背景が眠っているのです。
亡くなってしまった人との関わりや、抱えている困難と向き合い乗り越えようとする姿を見ることができます。
登場するキャラクター達の立ち向かう様から「奮い立たせるような曲」を作りたいと思って制作されたのだとか。
この「前向きな気持ち」が駆け抜けるようなビートや、力強い歌詞に表れているのでしょう!
なぜ「ホトバシル」ではなく「ホトハシル」にしたのか?
「バ」の濁音を抜いたのはボーカル・ぽんのアイディア。
アニメ「ムヒョロジ」のなかでは呪文にも似た独特な言葉が出てきます。
タイトルにもその「呪文」のような世界観を反映させたかったそうなのです。
また、「ハシル=走る」というキーワードに意識が向いてほしいという発想もあるのだとか。
音の絶妙な響きまで気を配るのは、ボーカルならではの発想ですね!
幽霊観満載のPVも要チェック
「小島英也とぽんが掃除機を使って幽霊に挑む」というストーリーになっているみたいですね。
「ムヒョロジ」とは違った、ORESAMA流の霊への立ち向かい方なのかもしれません。
それが総勢14人にも及ぶイラストレーターによってあらゆる描写で描かれています。
様々なタッチのイラストや映像技術のバリエーションが、とってもオシャレ!
皆さんは好みの映像が見つかりましたか?
それでは今度は歌詞にも迫っていきましょう!