ウルフルズ『バカヤロー』の歌詞に込めた25年の想いとは？！新アルバム『人生』も紹介！コード譜あり♪

『人生』は2017年5月24日に発売された14枚目のオリジナルアルバム。ウルフルズ結成25周年を記念した収録曲が注目を集めています。もちろんジャケットデザインも独特。

何と言ってもこのアルバムの目玉は、トータス松本だけではなく、メンバーそれぞれが作詞・作曲に関わった作品が収録されているということ。

どの楽曲をどのメンバーが手掛けたのか、その世界観を味わう事ができるのも醍醐味（だいごみ）のひとつと言えそうですね。

初回生産限定盤にはプラス1曲のボーナストラックに加え、大阪万博記念公園で開かれる、毎年恒例の夏の風物詩、「ヤッサ!!」のDVD映像、その名も「OSAKA ウルフルカーニバル ウルフルズがやって来る!2016ヤッサ!20年目のバンザイ～やっててよかった～」が付いてくるというお宝もの。

完全保存盤として持っていて損はありませんね。

収録曲は全部で13曲。今回はトータス松本以外のメンバーも作詞・作曲に参加しており、メンバーの「やりきった感」が半端ないものだそうで･･････。

リスナーの期待を決して裏切らない！とのウルフルズのお墨付き。相当の自信作に仕上がったようです。さっそく、収録曲を見てみましょう！

どのタイトルもなぜか聴いてみたくなるから不思議。端的で力強いからでしょうか。大阪弁って得ですよね、あたりが柔らかいというか･･････。例えば『なんでなん』も標準語にしたら「なぜ、どうして？」という堅い感じになってしまいます。

『なんでなん』のほうが断然耳に柔らかい響きだし、物語が生まれそうな感じがします！ちなみに初回限定盤のボーナストラックは『 おーい!!』です。

なぜまたこのアルバムに［人生］という言葉をジャケットタイトルに持って来たのでしょうか。

ウルフルズはこのアルバムについて、「ウルフルズ復活3部作のトリにして14枚目のアルバムが堂々完成しました！ ウルフルズの原点は、「今やりたい事をやる」に尽きます。」とコメントしています。

約5年間の活動休止後、復活した彼らの発表したアルバムを復活3部作として位置付けており、『ONE MIND』、『ボンツビワイワイ』、そして今作『人生』で完結としています。

「今やりたい事をやる」=ウルフルズで活動する=人生ということなのでしょう。考えてみれば、ウルフルズとしての活動が25年となれば、自覚して生きたうちの大半をウルフルズとして過ごしていることになるのです。

齢（よわい）50を越えれば、そりゃ悲喜こもごも、いろいろとあるものです。それらを全部ひっくるめて「人生」。楽曲そのものがウルフルズであるとすれば、それをロックで奏（かな）で続けたことこそが人生そのものだったと言えるでしょう。

タイトルに込められた意味が深いですね。

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