デビューシングルでauの三太郎シリーズのCMソング。全日本サッカーチームの応援ソングでもありました。
このCMを聞くと泥だらけでサッカーをしているCM映像が自然に浮かびます。
日本を背負っている選手たちへ「カッコなんて気にしなくていいから、精一杯闘って!」のアツいエール。
精一杯闘えばきっと「見たかった景色」が見えると背中を押してくれています。
4.ピンクのアフロにカザールかけて
自由に自由にやらせてよ そしたら最高の形にしてみせるから
愛すこと 憎むことも 僕の自由だ 邪魔はさせない ああ
出典: ピンクのアフロにカザールかけて/作詞:菅田将暉 作曲:柴田隆浩
菅田さんは柴田さんの楽曲が自分の気持ちにシンクロしすぎているとかねてから思っていたそうです。
ご本人に「ストーカーしてます?」と聞いたこともあるとか……。笑
この曲の詞は菅田さんが書きましたが、かなりネガティブな内容になっています。
もともとは菅田さんが「愚痴」としてメモしていたものに柴田さんが曲をつけ、形になりました。
ちなみに「CAZAL(カザール)」はドイツのアイウェイブランドのことです。
ピンクのアフロにサングラス……。「自由にやらせてよ!」が象徴されたタイトルですね。
似た者同士?
5.風になってゆく
Rolling 風になってゆく
ぼくらの目に映るもの
出典: 風になってゆく/作詞:渡辺大知(黒猫チェルシー) 作曲:渡辺大知(黒猫チェルシー)
渡辺さんはミュージシャンでありつつ俳優業でも活躍されているので菅田さんと逆ですね。
お互いに「好きなものが似ているんじゃないか」と会う前から思っていた2人。
実際に会ったらすぐに仲良くなれたそうです。
変わって行く街を少し寂しげに眺めているようなノスタルジーを感じる曲です。
6.台詞
これが恋じゃなくても
これが愛じゃなくても
おまえの瞳に
溺れてしまいたかった
出典: 台詞/作詞:石崎ひゅーい 作曲:石崎ひゅーい
こちらも石崎さんの楽曲ですね。
彼女にフラれた男が雨の中、「なんだよ、あんな女!」とひとり、彼女を口汚く罵ります。
だけど、精一杯の悪態をついても、やっぱり彼女が好き……。
まだ次の恋には到底歩き出せない失恋ソングです。
7.スプリンター
誰のせいか 誰のお陰かなんて 答え合わせはどうせ死ぬとき
フィニッシュラインの後も人生は続くように 終わって 始まって 終わって 始まって
出典: スプリンター/作詞:秋田ひろむ(amazarashi) 作曲:秋田ひろむ(amazarashi)
「amazarashi」の秋田ひろむさんの提供曲。
秋田さんの曲は菅田さんの声の綺麗な部分を使ってくれる印象があります。
菅田さん×秋田さんというと、「ロングホープ・フィリア」がつい浮かんでしまいますね。
菅田さんの4thシングルでアニメ「僕のヒーローアカデミア」EDであり、映画主題歌にもなっています。
どちらの曲も疾走感があって心に気持ち良く響く楽曲です。
8.ゆらゆら
真っ暗闇のトンネルで
ピカッと灯りをとばして
あの子の涙を拭いた
ゆらゆらゆら
出典: ゆらゆら/作詞:菅田将暉 作曲:菅田将暉
映画のロケ中に「ゆらゆらゆら~」の詞と曲が浮かんできたのがきっかけ。
この一部分からあとはスタジオでバンドの方と話をしながら仕上げたそうです。
アルバムタイトル「PLAY」には「漂う」の意味もあると話す菅田さん。
「シロクロを決めずにゆらゆらする時間も自分には大切」と言っていましたよ。