I wanna be there」では、観客にスマホのライトを点灯させる演出がありました。

客席に高低差のあるスタジアムでみんなが一斉にライトをつけると、まるで満天の星空。

曲に合わせてスマホを持った手を振ることで、観客全員が一体となった瞬間でした。

控え目に言って神セトリ!アンコールの最後に「Starting Over」でファン歓喜

「進化論」の演奏前には、よく知られるダーウィンの進化論とは違った、ラマルクの進化論についての映像が流れました。

NEWS ZERO」のテーマソングとして使われていたのでそのイメージが強い人も多いと思いますが、強く望み続けたことが世代を超えて形になって行くというこんなドラマチックな進化論について歌った歌詞だと知らなかった人も多いのではないでしょうか。

映像の後に聴いた「進化論」はより歌詞が入ってくる感じがしました。

 また、どの会場でも最後の一曲として歌われたのが、「Starting Over」です。

「Starting Over」は映画「バケモノの子」の主題歌になった曲。

何かが終わりまた何かが始まるという歌詞のこの曲は、まさにツアータイトルである「未完」の最後の曲にぴったりです。

映画の内容ともシンクロしている曲なので、映画の内容も頭の中を駆け巡り…感動は一入でした。

ほんの一部しか紹介できませんでしたが、28曲全てが、まとまって一つの物語となって訴えかけてくるようなセットリストでした。

要するに、選曲を取っても、曲順を取っても、まさに神セトリとしか言いようがない内容だったということですね。

おわりに

Mr.Children「未完」StadiumTour公演が熱かった!ツアー開始会場はこちらの画像

Mr.Children「未完」StadiumTourは、アルバム「REFLECTION」の発売後に行われたスタジアムツアーでした。

そのセットリストは、アルバムに収録された楽曲を中心に構成されてはいましたが、「光の射す方へ」や「CHILDREN'S WORLD」など、ずっと応援してきたファンにはたまらない、ライブでは久々にやる楽曲も含まれていました。

そして、最後には映画主題歌の「Starting Over」。

最後にこの曲を持ってきたのは歌詞に出てくる終わりであり始まりでもあるという言葉に重ねて、永遠に「未完」というツアータイトルの意味を込めてのことでしょう。

新しい楽曲と懐かしい楽曲を合わせた、28曲という大作でありながら一つの物語としてまとまっている素晴らしいセットリストに加え、舞台上で流される映像を含めた演出も冴え渡ったこのツアーは伝説のツアーと言っても過言じゃありません。

気になった方は、Mr.Children LIVE DVD / Blu-ray 「Stadium Tour 2015 未完」をぜひ見てみてください。

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