WILYWNKA【STAY (feat. SIRUP)】歌詞の意味を解説！いつまでも遊びたい理由は？

ここの綺麗とは美術品などの芸術や清潔感とは違います。

生きざまが美しいのです。

いまは泥をすすってでも、いつかは頂点に駆け上っていく気概。

ビルの谷間ではゴミが積まれ、ここにいる自分はネズミと変わりません。

美術品のような綺麗ごとを並べたような、絵の餅を見ている人には彼のことは分からないでしょう。

今日も彼は泥をすすりながら、夢を追いかけています。

夢を追いかける旅路は、いつも孤独です。

会社とは違い、敷かれた道を歩むのとは訳が違います。

例えばラッパーで頂点を目指すとしましょう。

言葉で書くと道は1つしかないように見えますが、実際は十人十色いえ百人百色の道があります。

自分の歩む道は自分にしか分からないのです。

そして会社員とは違い、彼らの生活は安定しないでしょう。

毎晩上がっているステージだって、いつも同じの場所に通っているわけではありません。

ビルの谷間で夢をみた彼は、いま死ぬことも考えるくらいに追い詰められています。

そんなときに出会った“君”。

ここではSIRUPのことを指しているようです。

これが彼の人生を大きく変えることになります。

先ほどとは一転して街の描かれ方が変わります。

2人には街が希望と愛に満ちているように見えていますね。

“2Much”は”too much”のことで、英語のネットスラングが使われています。

2人というのを意識して書かれていますね。

敷かれた道を歩むだけでは、彼らには物足りないのだと歌われています。

今まで泥をすすって生きてきた彼にも、とうとう道が開けました。

ここまで来ると“遊びたい”の意味も分かってきますね。

つまりこのままラップを仕事にして、夢のようなひと時をいつまでも味わいたいということ。

しかし明るい道も、ただ明るいだけではないと書かれていますね。

この明かりは雨で路面が濡れて、街の灯が反射して光っています。

濡れた道は歩きにくく、夢を掴むことが容易でないことを教えてくれます。

自分の信じた道を歩み続けた彼だからこそ、言える言葉ですね。

並大抵の心では、自分を信じきることなんて出来ません。

彼はビルの谷間にいたときから、成功への光を求めてもがいていました。

路地裏という暗い場所だからこそ、どんな些細な輝きでも見逃さずに自分の力に出来たのでしょう。